淳士&SEBASTIAN / 404NOTFOUND(純&Co.)

1年振りとなる新作を、2ヶ月連続でリリースし、8/3(金)ell.FITSALLでのワンマンライブが決定している404NOTFOUND。そして偶然にも、彼らが敬愛するBULL ZEICHEN 88も8/23(木)にell.FITSALLにてワンマンライブが決定。その事を知りテンションの上がった404は、東京に駆けつけ対談を決行!当日はライブ本番だったにも関わらず、ブルハチは対談を快諾してくれました。今回は、404NOTFOUNDより純&Co.をホストに、淳士&SEBASTIAN / 栄二郎&IKUO、という二部制でお届けします!

SEBASTIAN(以下、SEBA)「いきなりだけど、404と最初に会ったのはどこだっけ?」

淳士「俺らの7daysの時に、前座で出てもらったんだよね?ライブは見に来てくれてたみたいだけど、バンドとして絡んだのはそれが初だったよね。」

Co.「そうですね。IKUO兄さんと栄二郎さんが、僕らの吉祥寺のライブを見に来てくれたんですよ。その時に一緒にやろうって声かけて頂いて。」

SEBA「失礼な話、俺は404の事を知らなくって、IKUOさんから教えてもらったのね。それでYouTubeとかでチェックしたら・・・”おいおい、かっこいいじゃん”って。」

「ありがとうございます!」

淳士「Co.ちゃんは、リハで後ろから見させてもらったことあったじゃん?何かこう・・・人柄がそのまま出てるよね、プレイに。”元気いいなー”って(笑)」

Co.「あの時は頭の中真っ白になって、誰の曲を叩いてるかすら分からなくなりましたよ。フルでアドリブになっちゃいました(笑)」

淳士「それはあれでしょ?楽屋で変なお薬やってたからでしょ?」

Co.「そう・・・ですね。ってこれは乗ったらアウトですよね(笑)」

SEBA「ポケットから変な錠剤出てきてたもんね。」

Co.「いやいや、リップクリームしかないですって!(汗) 話を戻しますと、ブルハチさんと出会ってから、僕らほんとのに意識が変わりまして。」

「あの日、前座やらせて頂いた日のライブは・・・初めて逃げたいと思いましたね。」

淳士「ブルゼッケンのライブを見て、”こうなっちゃいかんな”と(笑)」

Co.「いやいやいや、何をおっしゃるんですかー。恐ろしい誤解を招く発言なんですけど(汗)」

淳士「いや、でも一緒にやれて良かったよ、ほんとに。色んなバンドに出て頂いたんだけど、こうやって接点が生まれて、今この時があるワケだからね。俺さ、ミュージシャンの友達少ないからさ(笑) うちのベースのIKUOが”歩くハローページ”って言われてるんだけど(笑)」

SEBA「タウンページじゃなくって?(笑)」

淳士「うん、ハローページ(笑) 404と繋いでくれたのはIKUOくんでしょ?もっと言うと、栄二郎とSEBASTIAN連れて来たのもIKUOくんだから。」

Co.「そうだったんですね!ハローページ、納得です。」

SEBA「ところで、404は上京しないの?」

Co.「そうですねー、僕はいつでも行ける態勢はとれてるんですけど、やっぱり地元でちゃんと固まってから、ってのはありますね。」

「みんな地元愛が強いんです!」

SEBA「2人は今までどんな音楽聴いてきたの?」

「僕は元々ビジュアル系をやってたんで、その時に、IKUOさんがやられていた” Lapis Lazuli”と対バンさせてもらったことがありまして。」

SEBA「おぉ!」

「その時は接点なかったんですけど、今こうやって繋がれたってことは何かの縁かなーって思います。なので、ビジュアルは聴いてきましたね。」

Co.「僕は洋楽ばっかりだったんですよね。ニッケルバックとか・・・。」

「僕、SEBASTIANさんがやってた” BOOZE”を見に行かさせてもらったことあるんですよ。」

SEBA「まじで!?」

「はい。SIAM SHADEさんも見に行ってて。ハートランドだったと思います。」

淳士「あー・・・。HIDEKIとDAITAが当日の入り時間になっても、飲みに行ってて帰ってこなかった思い出がある(笑)」

Co.「えぇー!!そんなエピソードが?!(笑)」

SEBA「最近はどんな活動をしてるの?」

Co.「ちょうどこの間リリースしたばかりで、その挨拶周りと平行して、ショートツアーですけどやらさせてもらってました。それで、8月ワンマンがあって、そしたらブルハチさんも8月にワンマンがあるじゃないですか。それで今回こういう機会を設けてもらって。めちゃめちゃ嬉しいです!それでですね。ブルハチさんの最新作についてお聞きしたいのですが。」

淳士「アルバムを出すんですよ。」

「ついにアルバムが出るんですね!」

SEBA「そう。8枚目にして初なんだよね、アルバムは。」

淳士「良い意味で”やられた感”があると思うよ。」

Co.「僕らファンみたいなもんですけど、めちゃめちゃ楽しみなんですよ!PVも撮られたんですよね?」

淳士「この間撮ってきたよ。ライブの次の日に。」

Co.「なんかすごい時間帯でしたよね?」

淳士「そうそう。夕方5時ぐらいから、次の日の朝8時まで・・・死ぬかと思った(笑)」

SEBA「集中力が持たないんだよね。一気に撮れればいいんだけど、場面転換とかあるじゃん?張り詰めてはいるんだけど、保てないよね。でも、すっげー良いのが出来たよ。」

Co.「今回のPVは” PROLOGUE”みたいにユーモア系ではないですか?」

淳士「いや、ブルゼッケンらしさを入れていこうってことで、”カッコいいだけじゃ終わんねぇぜ”みたいなね。前にさ” PROLOGUE”のPVをGACKTに見せたんだよ。そしたら黙―って見てくれて、クルっと振り返って一言。”なんでふざけるの?”って(笑)」

一同「(笑)」

SEBA「言われちゃった(笑)」

淳士「そう(笑) だけど”いいだろ?良かったろ?”って。GACKTなりの褒め言葉だと思ってる(笑)」

Co.「ご飯食べてる場面とか、ビックリしましたもん。」

SEBA「あれ、3テイクぐらいやってるんだよ。山盛りガバーって口に入れて”何か違うな、もう1回!”って(笑)」

淳士「あのディティールは物凄いこだわりがあるんだよね。だって演奏なんてカッコいいに決まってるじゃん。それを生業にしてるんだから。だったらそれじゃない所もこだわってね。おもしろいことやったら、おもしろくないと嫌だ。」

Co.「ストイックですねー。ちょっと話を戻して最新作のことについてなんですが・・・」

淳士「俺はねぇ、何が苦手かって、音楽評論が苦手なんだよ(笑)SEBASTIANがそこは、ほら(笑)」

SEBA「でもそこが一番詳しいのはIKUOさんだから・・・次週で(笑)」

Co.「次のページで語ってもらいます(笑)」

SEBA「かなりアツいのが出来たから!今回のRECはすごかったよね?」

淳士「ブルゼッケン初の”せーの!”で録ったから。一発録り。クリックも一切使ってないから。」

Co.「えっ!?クリック使ってないんですか?」

SEBA「いやー、でもあれだけビシっと揃うだなーってビックリしたよ。」

Co.「それって、ブースの中で”いっせーの”で録るんですか?」

淳士&SEBA「・・・突っ込んできちゃったよ」

Co.「あ、あれ?ヤバイ、もしかして・・・」

淳士「あのね、プロトゥールスを駆使して録りました(笑)」

SEBA「いや、でもそれはいいとして、作品はほんとにヤバイよ。鬼だね。俺の最後のギターソロが残ってて、でも全然出来ないの。自己嫌悪落ちるぐらい出来なくて。”何でこんなヘタクソなの、俺”ってイライラしちゃって・・・。でもね、今回はそれを乗り越えれたかし、ほんと良い作品だよ。」

淳士「レコーディングは完全に制作だからね。IKUOくんのデモの時点で、かなり構築されてるんだけど、まず、そのパターンが出来んの?俺、みたいな。たまたま出来たってことがほとんど(笑)」

SEBA「コピーとの戦い(笑) IKUOさんがアレンジしてきてくれたものを、レコーディングの場でそのままぶつけるんだよ。そこで生まれる奇跡。それに賭けてる。良い悪いは置いといて、自由度は高いね。」

Co.「コピーといったら、昨日”覇烏”とか”メガトン”とかをコピーしてるドラマーたちのYouTubeを見てたんですね。淳士さんのドラムを見るとあまりに軽やかすぎて、難しいことやっててもそう見えないんですけど、コピーした人たちのを見ると”え!?こんな難しいことやってるんすか!”って。あまりに意味わからなくなって、寝れなくなっちゃって(笑)」

SEBA「あー、人のを見て改めて分かるってあるよね。」

淳士「逆にそういう子たちのを見てコピーしてる(笑) “あ、こうやってやってたんだ”って(笑)」

Co.「(笑)」

淳士「”あ、こうやった方が楽なんだ!”とか(笑) まぁ自分はキレのあるドラムが好きなんで、それは大事にしたいな、とは思うね。」

SEBA「今回はそれがデーマだったね。」

淳士「これまでのセバスはね・・・コクはあるけどキレがないっていう(笑)」

SEBA「コクばっかりで苦いっていうね(笑)」

淳士「今作からもうキレるキレる。色々とね(笑) 404の新作はどうなの?」

Co.「今までで1番制作期間を長く設けましたね。僕らの表現したい音楽や伝えたい音楽を、徹底的に追求した作品達です。ジャケットもデザイナー・4SK氏とのコラボで、2枚を並べると、シングル曲それぞれの意味を表現出来るようになってるんです。個人的にもかなり大好きな作品になってます!」

「この2つのシングルを聴いていただければ、404NOTFOUNDがどんなバンドなのか、分かってもらえると思います!基軸となるラウドな部分から、大事にしているメロディーや歌詞まで、たった4曲かもしれませんが、静と動と陰と陽が詰まっていて、僕らの今を表した作品が出来たと思っています。」

Co.「では最後に、お二方から締めの一言を頂けますか?」

淳士「アルバムを楽しみにしつつ、ワンマンツアー、是非遊びに来て頂けたらと思います!」

SEBA「久しぶりの名古屋、盛り上げていきますんで、楽しみにしててください。一緒に楽しみましょう!じゃあ404からも一言いっとこうか。」

「ありがとうございます!まずは、音を聴いて欲しいですね。そこで何か感じてもらえたら是非ライブに来てください!ライブこそ僕らの本質ですので。ファンの方もまだそうでない方も8/3のell FITS ALLでのワンマンに遊びに来ていただけたらと思います!」

Co.「CDショップやネット上、どんな形でも粋に1人でも多くの人に聴いてもらえたらと思ってます。CDだけじゃ満足出来ない人は刺激的なライブ会場で会いましょ!読んで頂いてありがとうございました!」

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