みなさん!大変ながらくお待たせしました。新ELLの最新最終情報です。全てをお話いたしましょう。今まで新ELLとしか言われてこなかった新しい2つのライブハウスの真の名前、そしてそれらのキャパシティ、はたまたステージや客席の秘密、などなどを一挙公開しちゃいます。
先月号を読んだ方はすでにご存知でしょうが、新しいELLには一階と三階にそれぞれ一つずつライブハウスがあるんですよ。その名前をついに発表しちゃいます。
まずは一階から、その名も、『エレクトリックレディランド』・・・そのまんまやんけぇ!とつっこみ入れた方、まさにその通りでございます。新しく大きくなってオープンしようともELLはELLなのでございます。続きまして三階の方はといいますと、名づけて、『イーエルエル・フィッツオール』と言います。大きいライブハウスは大文字の『ELL』で、小さいライブハウスは小文字の『ell』ということです。そして、『フィッツオール』という言葉なんですが、これは直訳すると『全てにあう』と言う意味で、これから色んなライブをやっていく人達の全てに合うという意味合いを持っています。これは元々どこから来たかと言いますと『フランク・ザッパ』のアルバムタイトルなんです。ELLがジミヘンのアルバムタイトルだった様に、フランク・ザッパにも社長の思い入れがあるのです。こちらのほうは工事の関係で9月頃オープンの予定です。
そして気になるキャパシティなんですけど、『ELL』ほうはなんと、500人!でっかいですねぇ、大きいですねぇ。ステージの広さだけで今のELLがすっぽり入ってしまうんです。客席も床が4段になっていてとっても見やすくなっております。ちなみに、床の色はグレーで壁は黒です。そして『イーエルエル・フィッツオール』の方はと言いますと、250人も入ってしまうんです。こちらのほうも客席が2段(一部3段)になっていて今よりも全然見やすくなっております。じゃあ大きくなった分バンドが遠く感じてしまうのではないかと心配されている方、ご心配なく、ELLのほうは見た目ホールっぽく見えますけど、あくまでライブハウスなんです。出演者とお客さんがコミュニケーションをとれるように、身近な存在というのを感じれるように広くて狭いライブハウスになっています。ステージの高さも立っても座っても見やすい高さなんです。あと、当然喫煙はOK!コインロッカーもできちゃいます。これで貴重品を気にせず思いっきり暴れられますね。でも楽屋の落書きはダメですよ。怒っちゃいますからね。
まだまだありますよ。ELLをただの大きくなったライブハウスと思われては困ります。きっと今までに見たことの無いようなライブハウスの形態になるでしょう。これまでのような音楽一辺倒ではなく、様々なジャンルのライブをクロスさせたイベントを考えています。それが、演劇であるかもしれません。絵の個展であるかもしれません。とにかくELLでしか見れないものがいろいろ用意してありますので楽しみにしていてください。
オープンの日が着々と近づいてきましたが、新しくなるELLはライブハウスとしての色がまだ無く、すごく無機質な状態でスタートします。そこに色を染めるのはバンドであったり、お客さんであったりなのです。やがてその色が暖かくて、バンドがまたELLでやりたいとか、お客さんがELLで観たいとか、そう言ってもらえるような色になってほしいと思っています。何ヶ月かに渡ってお送りしましたニューELLニュースでしたけど、これにて終わりになってしまいました。はっきり言って読んでるだけじゃわからないですよね。だから是非とも見に来てください。肌で感じてみてください。もうすぐオープンです。期待を思いっきり膨らませて待っていてください。
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