―8/18にニューアルバム『Flower Source』が発売になりますが、このアルバムは以前よりも曲の感じがやさしい印象を受けたんですが、特に意識はされていないですか? 松崎:うーん、だんだん歳をとってくると色んなことがどうでもよくなってくるんですけど、その反面、昔どうでもよかったことがどうでもよくなくなってきたっていう変化があって。それは具体的に言うと、自分の為に曲を作らなくなったっていうか、でも人の為っていうか、生きていくとかそういう事をテーマにして作るようになったっていう変化はありますね。何の影響でこうなったのかってのは私はいまいちわからないんですが、でも日々色んな人と対バンする中で、一人でやっているような子とも沢山友達になったりして、そういう人達の音楽の影響はやっぱり受けました。 ―今回のアルバムは12曲入りですが、レコーディングは全曲最近録ったものですか? 松崎:えーと、結構時期がずれているやつもあって、一番前のものだともう4年ぐらい前に録ったやつもあって、一番最近のでも去年ですね。 ―前のアルバムをだしてから曲を書き溜めていた感じですか? 松崎:そうですね。 ―アルバムタイトルの『Flower Source』っていうのは込められた意味はあるのでしょうか? 松崎:1個だけずーっとテーマがありまして、「花」ってのをテーマにしてきているんですね。何の曲を作ってもとりあえず最初はタイトルに『花』ってつけたいんです。けど、「あーこれは駄目だ、違う」ってなって変えるんですけど(笑)だから今回、自分がこれからやっていく音楽の第一歩目が出来たんじゃないかと思ったので「花」の素になる源泉みたいな感じで『Flower Source』にしてみようかと。 ―なるほど、でも本当「花」っていう印象はありますよ、松崎さんの曲というか松崎さん自身というか。作曲する時って一人で弾き語ったりして作るんですか? 松崎:いろんなパターンがあって、ぼーっとしてて適当にギターとかを弾いてたら、「あーこれ曲になるかもなー」って作ったり、ワンフレーズ浮かんだからこれに何をつけていこうかって時もあるし、よくわかんないうちに出来てるときもあるし。ま、大体はぼーっとしてる時になんとなく作ってる事が多いですけど(笑) ―(笑)ぼーっとしてる時間は長いですか? 松崎:人よりは長いんじゃないかと思います(笑) ―今回バンド編成でのツアーになりますが、バンドでやる事自体は別に久しぶりではないんですよね? 松崎:あ、うん。東京では気軽に誘えるってのもあって、「ちょっと今日やんない?」みたいな感じで・・・ ―え、今日、ですか?(笑) 松崎:(笑)やってたんですけど、ツアーとして久しぶりですね、かなり。 ―CDのサウンドとライヴで意識は違ってくるものでしょうか? 松崎:CDもほとんど一発録りで録ったんで、やってる側からするとあんまり変わんないんですけど、やっぱり日々ライヴをやっているので、やっぱり演奏が上手になっていってるんですよ。段々激しさを増してきつつあって、CDの印象とはちょっと違うライヴになると思います。ノリがちょっと違うっていうか。 ―それは楽しみですね。9/19にell.FITS ALLでライヴをしていただくわけですが、名古屋のお客さんに何か一言いただけますでしょうか? 松崎:すごい久しぶりに行くので、とりあえず楽しみなのと、ちょっと名前を聞いたことがあるぐらいの人でも、観たら必ずファンになるので!観て欲しいです、是非! ―ありがとうございました、僕もかなり楽しみにしてます。 いやあ、ライヴで何度か観たことはあったんですが、今回初めてお話してみて、あまりにイメージしていた通りの方でびっくりしました。そしてすごく今、調子が良さそうなのが伝わってきて、ライヴがますます楽しみになってきました。聴いた事、観た事ある人はもちろん、今日初めて松崎ナオを知った人もみんな、新作『Flower Source』を聴きこんで9/19に備えよう。 |
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9月19日(火)@ell.FITSALL |
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