国の音楽ってのがやっぱあるなぁ

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2年ぶり7枚目のアルバム「NEW PRETTY」をドロップするカジヒデキ。ELL初登場&どうやら変革期にありそうなカジさんに色々聞いてきました。凄く楽しいお話がいっぱいです。さっそくどうぞ!!

―ニューアルバムさっそく聴かせて貰いました。僕カジさんと言えばスウェーデンのイメージが強かったんですけど、凄いロンドン、今のUKの匂いがする音源になってますよね。その辺御自身ではどうですか??

カジ:そうですね。今回はやっぱり凄くその辺の影響が強いなぁと思っていて。やっぱり作る以前から・・・元々そうゆう音楽が好きだし。そうゆう環境にもいたので。

―今ってロンドン在住なんですよね??

カジ:そうですね。はい。

―それは絶対影響出ますよねー。

カジ:ライブとかもかなり観に行ったりするので。ハイ。

―うわー。いいっすねー。羨ましい!!じゃあけっこう狙った路線ではあるんですね??

カジ:ただ実際レコーディングはスウェーデンでやったんですよ。スウェーデン人のプロデューサーで。だから自分的にはかなりそうゆうロンドンだったりとかUKっていうノリでデモテープを作ったんですけど、意外とそん中でも何となくちょっとスウェーデンっぽい要素が入ったなぁって感じが・・・ハイ。

―そうですね。今までのカジさんの流れを汲んでるなぁと思いました。くるりの岸田さんが帯を書いてるじゃないっすか??それが本当にズバリですよね。手垢にまみれた音じゃないし、あのバックにカジさんのメロディー、声っていうのが新しいなぁと思って。プロデューサーの人とのコンビが絶妙だなぁと。

カジ:作る時、作る前にかなり思った事なんですけど、やっぱちょっと変わったくらいじゃ変わったなぁっていう感じが伝わりにくいなぁって思って。今回のやつ、そうゆう意味じゃサウンドを凄く変えたかったので、だからちょっと荒々しいくらいに変えてみようかと。そうゆう意味ではプロデューサーのクリス、HIRDというアーティストと出会って、それで彼にやって貰ったっていうのが大きかったかな。

―クリスさんは紙資料見たら23歳ってことなんですけど、ほんとビックリしましたよー。ベースとかドラム、プログラミングもこなしてて・・・。センスも相当良いですよね。

カジ:そうですね、あのー、スウェーデンのヨーテボリっていう街があって、まぁそこで活動してるアーティストなんですけど。それで彼自身10代の半ばぐらいから・・・、まぁバンドもそうなんですけど、どっちかっていうとDJとかをやってたりしてて。とにかく色んな事が・・・元々ドラマーとしてやってたみたいで。

―ドラム良いっすもんね。カジさんは現在イギリス在住って事なんですけど、日本でもずーっとやってらしたじゃないっすか??日本とイギリスのシーンの違いってざっくりと何かありますかね??

カジ:そうですね。うーん・・・単純にアレですかね。国の音楽っていうのがやっぱあるなぁっていうのを実感するというか。たぶん、あのー・・・日本はやっぱ日本人が好きなメロディーだったりとか、そうゆうのってあるじゃないですか??音の感じだったりとか。それがやっぱり日本人、日本の良さだと思うし。向こうに行って凄く思うのは、やっぱイギリス人はこうゆう音楽が、こうゆうメロディーが好きだったりだとか、こうゆう音の質感が好きなんだなぁっていうのが凄くあって。そこが大きな意味では違うんだろうなって。勿論、インディーみたいなシーンだと、イギリスってロックの歴史が凄くあるなぁっていうのを感じてて。やっぱ凄い年寄りの人から若い人まで、元々根付いてる感じはありますよね。皆好きなものが確実にあるので・・・、そうゆう羨ましさみたいなのはあったりするんですけどね(笑)

―そう、羨ましい(笑)

カジ:そうですよね。それで普通に売れたりするから凄いですよね。

―名古屋のイメージとか思い出って何かありますかね??

カジ:あのー、最近は名古屋はカフェライブぐらいしかなかなかやってないんですけど、実は前は色々な所でやらせて貰ったりしていて・・・。

―僕、実は一回ライブを観させて貰った事があるんですけど、スウェーデンとかのイメージが強かったので、静かなライブをなさるのかなぁと思ってたら凄いアッパーで。良い意味でビックリしたんですよね。

カジ:ありがとうございます。僕名古屋は凄い思い出深いライブが多くって。ソロデビュー当事から最近もそうなんですけど、名古屋のお客さんって応援の仕方が嬉しいっていうか・・・。

―独特だって言いますよねぇ??

カジ:はい。で、皆凄い歌ってくれたりとか。なんかの曲で大合唱みたいになった事があって。印象が強いですね。

―では最後にELLのライブに来ようと思っている人、待ってるファンの人達にメッセージをお願いします。

カジ:今度のツアー、ライブっていうのは、新しいアルバム「NEW PRETTY」からけっこう多く演ると思うんですけど、まぁそのツアーだったりするので・・・。皆でこう楽しく、踊ったりとか盛り上がれる曲が多いので、皆こう何て言うんでしょう・・・。

―ダンス!!ダンス!!ダンス!!ですね。

カジ:そうですね。ダンスしに来てくれたらなぁって。こっちもそうゆう感じで。あのー、クリスも来るんですよ。今回、メンバーの一人として。

―うわー、それは凄いですねー。

カジ:はい。なので、こうけっこう踊れる感じにアレンジももっともっと持って行きたいなぁと思っているので。

―アルバムのアレンジをさらにですかっ!?それは楽しみだなぁ。ありがとうございました。

インフォメーション
 

9月24日(日)@ElectricLadyLand
"The blues always dance blue tour-ツンドラ編"

open18:00 start18:30
前売\3500 当日\4000(without drink)
Ticket Now on Sale!!

 

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