チリヌルヲワカ

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いろはにほへと ちりぬるをわか・・・。
平安時代に広まったイロハ歌。その中にある一節から名前のついたバンドがチリヌルヲワカだ。メンバーは4人。
オーディションで選ばれたという弱冠20歳の新人ギタリスト宮下治人、The Collectorsのメンバーでもありパワフルなドラマーで定評のある阿部耕作、型破りなベースプレイでチリヌルヲワカのドラム隊を支えるイワイエイキチ。そんな個性溢れるメンバーの中心的な存在が、ユウこと中島優美だ。GO!GO!7188のヴォーカルにして、去年は1stソロアルバム『てんのみかく』を発表し、今年はチリヌルヲワカ1stアルバム『イロハ』をリリース、そしてツアー「ジャズミントン」と、活動の幅を広げている。そんな多忙のなか、中島優美さんにアンケートをお願いした。

―チリヌルヲワカというバンド名はユニークで一度耳にしたら忘れられない名前ですが、バンド結成の経緯やバンド名の由来を教えて下さい。

中島:ソロ活動として始めたのですが、前作のソロ(てんのみかく)のレコーディングでバンドスタイル以外のものは、自分らしさが出し切れなかった気がしていて、自分の音楽を表現するのはバンドスタイルが一番だと気付き、次回のソロ作はバンドスタイルにしようと思ってました。
音源でしか知らないながら以前から気になっていたベースのイワイさんを誘い、「てんのみかく」にも参加して貰っていたドラムの阿部さんに声を掛け、ギターの宮下くんは、オーディションで決定しました。
バンド名の由来は単純にこの言葉にピンときたのです。

―チリヌルヲワカのメンバーの方をご紹介下さい。

中島:ドラムの阿部耕作氏(The Collectorsのメンバー)は、豆知識王。
ベースのイワイエイキチ氏(いろいろなアーティストのサポートなどで活躍中)は、リーダー的存在。
ギターの宮下治人氏(MIMITTOのギターボーカル)は、若干二十歳でかなりの不思議系、自称ギャグマシーン。

―GO!GO!7188やソロとしてもユウさんが曲を作ってご自身で歌っているわけですが、チリヌルヲワカでの曲の作り方とか、気持ちの上で、心がけていることなど教えて下さい。

中島:ツインギターなので、3ピースの時よりもアレンジに広がりが出せることを想定した曲を作る。

―そんなチリヌルヲワカ1stアルバム「イロハ」でのレコーディング中のエピソードを教えて下さい。

中島:レコーディングの最後の曲をとり終わってから、それぞれが自分のパート外の楽器を演奏してライブのSEを作りました。

―名古屋のライブでのお客さんの印象はいかがですか?ライブ、ライブ以外どちらでもエピソードを教えて下さい。

中島:名古屋のお客さんはすごく熱いです。手羽先大好きです。

―最後になりますが、11/5のライブを楽しみにしているファンの皆様にメッセージをお願いします。

中島:初のツアー初日になりますので、メンバー共々心から楽しみで仕方がないです。生でしか体験できない世界感を存分に堪能して貰えると思うので、お楽しみに!

言葉少なくも感覚的な回答に、中島優美さんが真のミュージシャンであることが伺える。語るよりも歌を。言葉よりも歌詞を。感性のまま生きているイメージが浮かんだ。そんな彼女がチリヌルヲワカでは初めてのツアー、しかも、ここ名古屋はツアー初日のライブを迎える。バンドもお客さんもドキドキ、ワクワク。ライブパフォーマンスも含めて、個性派バンド、チリヌルヲワカから目が離せそうにない。

インフォメーション
 

11月5日(土)@ell.FITSALL
1stツアー「ジャズミントン」

open17:30 start18:30
前売\4200(with drink)
Ticket Now on Sale!!

 

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