サッカー界の皇帝と称される人物の名前をまるまる戴いた「ベッケンバウワー」が新人紹介に登場です。ゴツい名前のわりに、バンドはいたって自然体。男3人によるギターロック、なのにどこか脱力しちゃってる、Vo.G古庄くんの穏やかなキャラクターを表すかのような楽曲たち。まだまだ掴みどころのない彼らですが春にはCDリリースも決定しているとのことで、さっそくインタビューをお願いしてみました。 ―結成はいつ頃? 岩間:2003年8月です。 ―もともとみんな知り合いだったの? 古庄:同級生つながりではあったんですが、それぞれ別々にバンドをやっていたんです。当初ベースと2人でドラムを探している時に、窪田が(加入の)決断したと。 ―正直言って、初めて観た時はこのバンド続かなさそうだなあ、と思ったんだけど。 古庄:あ゛ー ―それが思いのほか健闘中で今に至ると。 窪田:まだ試行錯誤ですね。こんな感じでいこう!というのはまだ全然ですね。 ―曲に関しては? 古庄:原曲を僕が持っていって聴いてもらって、あとは3人で作る感じですね。 窪田:最初にメロとギターだけが入ったデモテープ聴くと、なんか歌謡曲みたいなんですよ。それを聴いて三人でアレンジしていくと。 ―確かに歌謡曲っぽいところあるよね? 古庄:その作曲方法しか知らないというのもあるんですが、ギター弾いて歌うのが基本だったので…それがバンドになったというだけなのかもしれないですね。 岩間:フォークみたいだもんね(笑)。一人で弾き語りでいけますよ ―妙なスカスカ感とかね(笑)。今っていっぱい色んなこと詰め込んだ曲とか流行ってるじゃん。 窪田:それは、やらないというか出来ないので… 岩間:それを個性だと言われればタナボタですね(笑) ―ベッケンのバックグラウンド的な音楽はあるの? 岩間:あ、たぶんそれが一緒でこのバンドをやってるんだと思う。 ―皆好きなものが共通するんだ? 古庄・窪田:うーん 岩間:あれー!?違うの? 窪田:大きく括れば近いかな。ロックとか… ―デカい括りだなー 古庄:共通しているのはグリーンデイとニルバーナです ―(あまりのベタさにしばし沈黙)…歌詞も古庄君がほとんどを書いているそうだけど作詞って苦労する? 古庄:それはもう毎回ですね。 窪田:最近詩で煮詰まってるみたいで、昨日彼の家に行ったら、台所に洗い物がぶあーって溜まってて(一同笑)。 古庄:今の現状を歌っているものが多いですかね。 岩間:すばらしく前向きで… 古庄:ライブでやるには前向きなものの方がやってて気持ちよかったり、感情入りやすいですよね。 ―それでは、今年目指すところは? 古庄:ほんと、ライブですよね。そこに尽きると思います。聴きたい人が聴きにきてくれて、ステージを観て、思うものがあれば一番良いですね。 岩間:ライブ終わって、帰る時に口ずさんでもらえるように… 窪田:詩とメロディーが一番生きることが大事かなと。 岩間:サウンドでゴリゴリ引っ張ってくっていうよりは、歌謡曲的な良さを生かしつつ、良い音出せればな、と。 ―CDもリリースが決まってるんだよね? 窪田:4月13日に6曲のミニアルバムを出します。 古庄:むちゃくちゃ良いです! 岩間:そりゃそうだろ!色んな曲を入れることができました。聞き入ることのできる曲もポップな曲も。 ―CDリリースまでちょっと時間があるけど、それまでに君らのライブを目撃するかもしれない、今この記事を読んでくれている読者の方へ一言。 古庄:前向きになれる歌がいっぱいあります。えー、皆さん観てください。 掴みどころがないというか、むしろ本人達が掴んでないというか…なんとたどたどしいインタビュー(泣)。でも、たどたどしい言葉の端々に彼らの人の良さが滲みでてません?ベッケンバウワーの楽曲やライブもまさにそのもの、思わずぐっとくるメロディーがちらちらと見え隠れ(残念ながらまだ丸見えではない)。FITSALLでのライブはもちろん、野外ライブも精力的に行なっているので、見かけた際にはぜひ彼らの歌に耳を傾けてみてくださいね。 |
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BECKEN BOUERの次回ライブは…? 2月8 日(火) @ell.FITSALL with Slim River,PACIFIC COAST HIGHWAY,SAVE FREE open18:30 start19:00 前売\2000当日\2500(without drink) Ticket Now on Sale!! |
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