|
―さっそくですが12月4日に発売になったニューCD" Y'all, Let's get it"のことについて。思いのほかキャッチーなリフや70年代っぽいアナログなギターの音とか、以前よりロックな印象が強くなってて、最近のラウド系バンドの作り込んだ音とはちょっと違うなって思ったんですが。 「もともとあったものなんだけど、こっちから見てるとこっちの部分はみえないから(と、両手でボールを表して)、俺達の中にあったものをさらにまた出したというだけ。」 ―楽しいんだ? 「楽しいね。最近もっすごい楽しい。九州だけじゃなくて名古屋もなんだけど、とにかくライブが楽しくて仕方ない。」 ―SCREAMING SOUL HILLというのは球体のイメージ? 「そうそう、立体的なんだよね。」 ―その立体を構成するメンバーの音楽性っていうのは? 「もうね、バンドのメンバーとは人間性で繋がっているから。そいつが好きな音楽で、そ ―「こういうジャンルは・・・」とか「○○系の」という言葉をさっきからよく使ってしまうのですが、こういったカテゴリだったり、 「全然ないね、例えば俺らの音楽をいろいろ分析する人がいるんだけど、おれたちは当たり前にロックをやってるのね、当たり前に聴いてきたものを消化した形がSCREAMING SOUL HILLだから。誰がどうのこうのじゃなくて、やっぱり自分。堂々とガツンっていうものがあれば、例えばシーンがなくたって、それを堂々とやればいいことだと思うんで、その辺は全然問題ない。その代わり、自分が共感できるカッコいいバンドが出てきたっていうのも確かだから、それはとっても嬉しいね。」 ―多くのバンド達とイベントを行うことも多いSCREAMING SOUL HILLですが、来年1月7日遂に名古屋初ワンマンですね。イベントとワンマンの違いってあるものですか? 「それよく聞かれるんだけど・・・ないね、全然。基本的にあっちゃいけないと思う。ステージに上がるなら、どんなステージでも同じだから・・・もし何か違いがあったら、自分達にとってもダサいし、観に来てくれた人にとってもすごく失礼なことだと思うんだよね。ステージに上がる時は前のステージよりも絶対良くしてやろう!って思って上がっていくだけで、それがたまたまイベントで時間が30分だったら30分なりの見せ方をするし。マラソンと短距離走の違いであって、ゴールする時の疲労感、爽快感は一緒でなきゃいけないと思うから、気持ち的には絶対に変わっちゃいけない。」 ―なるほど。でもSCREAMING SOUL HILLのステージって、相当激しいですよね・・・? 「えっとね、みんな心配してくれるんだけど、大丈夫。意外と上手いことやってるから(笑)。いきなり100mダッシュのつもりで走れば、もたないことはこれまでの経験で分かっていることだし、でもどうしても途中で疲れちゃえばぶっ倒れちゃえばいいんだし。ぶっ倒れちゃったら仕方ないもんね(笑)、そしたらみんなで歌おうぜ!ってなれば、それはそれで良いと思うよ。」 ―では、そんな激しいワンマンライブに来てくれるお客さん達にメッセージをお願いします。 「今回はオープニングにALMIGHTY BOMB JACKを迎えて、地元の名古屋でがんばってるバンドとやるっていうのはすごく楽しみ。そしてお客さんには、せっかく出会ったんだから、自由に、自分達のやり方で楽しんで欲しいね。例えばね、楽しかったら暴れるかっていったらそうじゃないと思うんだ。静かに聴いてても、ものすごくいいライブだったって言われるときもあるし、これまで俺、いろんなライブをやってきていろんな経験をして感じたことなのね。だからもう自分なりの楽しみかたで楽しんじゃって。俺たちは俺たちなりの楽しみ方、楽しませ方で一緒に行くから。好きにしてください!」 |
![]() |
![]() |
![]() |
info:SCREAMING SOUL HILLの名古屋初ワンマン! 2003年1月7日(火) @ell.FITSALL OA:ALMIGHTY BOMB JACK open18:30 start19:00 ad\2500 (without drink) Ticket Now on Sale!! (問)サンデーフォーク 052-320-9100 |
||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |