NEW FACE
photoAfter the Gold-Rush

今月の新人紹介は、隠し味的存在で彼らのサウンドを支えているキーボードプレイが特徴のAfter the Gold-Rush、略してATGR。ツインギターをガンガン唸らせながら激しく動き回り、時には歌ものでじっくり聴かせる。そんな楽しくスピード感あふれる彼らのライブは熱く、まさにロックだ。
彼等の歌は、一度聞いたら耳から離れないメロディーで、ネガティブだけどポジティブ、すなわち悲しみを見据えた希望のように歌詞一つ一つに深い意味がある。最近、ライブが絶好調のATGRの核でもあるVoG.のFlash Backさんにインタビューしてみた。

――まず、メンバー紹介そして出会いを教えて下さい。

「まずVoG.はFlash Back(ヒビヤスシ)です。Gt.がCMC(ハットリイサオ)無職です。Ba.がタカミヒロユキで会社員です。Key.がコウノアキラです。皆、大学が一緒でサークルの先輩と後輩で、ずっと友達だった人とバンドを始めたってかんじです。ちなみに、Dr.は今いなくて、募集中です!」

――このバンドはいつ結成されたのですか?

「今の形態になったのは一年前です。それまでは僕がBa.やったり、Ba.がGt.をやってて、別にVo.がいたりと…。それで、Vo.をクビにして僕がVo.になりました。」

―― 一年経って、どうですか?

「自分で言うのもなんですけど、うちのバンドって曲がいいんですよ(笑)。で、その曲の良さに全てが追いついてなくて、たとえば楽器やボーカルの技術、録音、ステージングなど…。それを追いかける作業で。曲もいっぱいあってかこうと思えば何でもかけるんですが、今ジャストのものを出したいんで。それは、別に流行を追いかけるってことじゃなくて、自分の中での旬なもの。だからバンドでやってるのは20曲くらいです。」

――Key.がかなり特徴のバンドだと思うのですが…。

「そうですね。Key.はうちの売りの一つなので。普通の4人編成だとできないこともいっぱいあって、一応Key.ですけど打ち込みとかも彼が担当してますし。音楽性の幅が全然違いますよね。これからもどんどん音楽性を追求して磨いていきたいですけど、ライブバンドとしての側面を前面に出していきたいと思っています。」

――ライブはどうですか?

「最近、楽しくなってきました。ちょっと昔は発表会みたいになっていたので。新曲ができたら聞かせるみたいな…。やり方が分かってきたのもあるんですけど、対バンが良くなってきたんで触発されるし。あんまり他のバンドのことをいいバンドって言いたくないんですけど(笑)今、名古屋におもしろいバンドが多いんで、やりがいがあります。曲もそうですけど、ライブって人が出るじゃないですか。人間性が。俺達ってほんとダラ〜っとした人達なんですけどそんな中にも熱さがあるので熱さが伝わるようなステージングをしたいと思っています。今月は特に燃えてます!それから毎回ライブではCDを無料で配布してますので、しかも毎回違うCDなので集めて下さい。」

――それでは最後にメッセージをどうぞ!

「僕らが目指してることの一つに、世間の人達をロックに取り戻したいというのがすごくあって。僕らはバンドというライフスタイルを選んで、その中でもロックを選んでやっている。ロックの素晴らしさをどうしても伝えたいです!」

――ありがとうございました。

あー、もうATGRワールドにやられてしまった。最初、音を聴いた時楽しくPOPな雰囲気だと思いきや、実際の彼らの姿は音楽に対する想いも深く、熱いロックな人たちだった。そんな彼等のライブもものすごく熱いので皆さんもぜひATGRワールドを体験してみてはいかが?


インフォメーション
  Info:After the Gold-Rushの次回ライブは・・・
7/12(金) @ell.FITSALL
with Theドーナツ /Japanese Copper Head /SO UNDER WORD

open18:30 start19:00 ad\2000 day\2500 (without drink)
Ticket Now on Sale!!
 
copyright