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2001 Dec NO.114 |
僕のアメリカ合衆国 |
アメリカのことを初めてしったのは、小学校の社会の授業の時でした。第二次世界大戦、エジソンの発明、ライト兄弟の飛行機、フランクリンの避雷針、自由の国・・・。高校生のときブルーススプリングスティーンが『Born
In The U.S.A.』を発売し、ボブゲルドフが『We are the World』という欽チャンの『24時間テレビ』のような世界規模のチャリティーコンサートをひらき、世界初同時生中継をし、同時に60年代、ベトナム戦争の泥沼のまっただ中、ステージでマスを描いたジムモリスンにとりつかれ、僕は、日本の社会から脱落し、その反社会的姿勢こそがロックと信じ、メディアによってデフォルメされた世界や、アルバートホッフマンの麦角アルカロイドからウイリアムバロウズのカットアップまでをRootsという媒体を通し、最初にWTCで爆弾テロがあるまで名古屋で活動してました。 モクノアキオは94年に渡米、最近『知的体系の音響パラシュート』をリリースしました。80年代に破壊をモットーとした僕は今、構築する段階にやっと辿り着いたのです。 |
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