「西大須のミ○チル」ことウィンドミルズがまたまたCD出しちゃいます。「ポケットカレンダー1」の続編の「ポケットカレンダー2」。発売日の3月24日のライブはもちワンマン。最近「脱ミス○ル」宣言をして一皮むけたというか、なんかいい感じのVo・田辺君に、レコーディング真っ最中インタビューしてみましたので早速。

―もうセカンド出るんですね。

「ええ、コンセプトとして前のCDが4月から9月までの曲が並んでて、今回のは10月から3月までの曲が入ってる。1と2で一年間、12ヶ月が出揃うわけですね。」

―内容はどんな感じ?

「詩は季節ごとのイメージ的なところもあるけど、現体験もあったり。6曲目3月の『サヨナラの季節』が卒業かな?社会に出る時がんばっていこう、みたいな。みんなで大合唱できるようなラララ〜って感じで。アップテンポありマイナー調ありバラードありとバラエティに富んでます。」

―聴きどころは?

「3曲目『シワスノソラ』の間奏のジャズ風に変わるところでは、シャウトで面白いこと言ってますんで何回も何回も聴けば分かるかもしれない。2からはそういうのを入れたっていうのは進歩。1はしっかりやろう、大事にしようって感じだったんですけど、2はオチャラケ部分も見え隠れ。6曲目の『サヨナラの季節』も適当にぐちゃぐちゃ叫んで、それが楽しかったですね。ただそのオチャラケた部分が出ちゃうのが恐くてなるべく見せない様にしてるんですけど(笑)。」

―サウンドもだいぶ変化してきた?

「自分たちで1とくらべると明らかに違いますね、ただポップは絶対にはずせない、ポップスバンドなんで。他のポップスバンドには出来ない様なポップスをやりたいと思ってます。今後の展開としてはもっとかっこよいサウンドの方向に走ったりしてみたいですね。いやらしい、エロティックな毒があるような。そういう方向に進みつつその中にもストンと落とすあどけなさの表情を見せつつみたいな感じでいきたいですね。」

―3月24日のライブはどんな感じになるのかな?

「爆発ですね(笑)。ずっと自分でも嫌なんですけど、練習では好き勝手『あーっ!!』て激しく髪もぐしゃぐしゃにしてビジュアルがなんだと、そうやって練習はやってるんだけど、ライブになると何かこうちょっと抑え目でいまいち自分が出せてないなって感じなんで、まずそこをなんとかしたい。それでCDでは見えない、見せないコミックバンドの・・・。ライブはコミックバンドでいきたいなと。ちょっと違うかな(笑)。爆笑ではないんですけど、あとから家に帰ってお風呂の中で思い出すみたいな。MCステージングにしろそういう面白さがいいっすね。そしてこのCDを聴いたら涙がホロリ(笑)」

―CDは1と2両方手にいれるべき?

「ええ、セットなんで(笑)。1を持ってる人は2を買わないと終わりがないんで。2を買った人は1を買わないと始まりがない。で、両方聴かないとウィンドミルズが分からない(笑)。1年間のELLでの育ち具合を見てほしいですね。ライブはカップルで観に来ても充分楽しめるバンドですから、ぜひ来て下さい。」

 「ポケットカレンダー2」は6曲入¥1800、ここのところのライブで耳にした曲も入ってます。当日新曲として発表される曲は「やってて気持ちいい」とかなりお気に入りの様です。前作1とあわせて12ヶ月1年の移り変わりがバンドの成長と共に楽しめると思います。ここのところ自分たちなりのスタイルを見出してきた感のある今のウィンドミルズお見逃しなく。