TOP NEWS!

Airstoneの「ココロノクスリ」
ダメ人間の方もそうでない方も早めの服用が良く効きます

今月の大須便りのトップを飾るのは「エアストーン」です。

Photo ほぼ毎週、栄の野外ライブ「ストリートファイトギグ」と「ロッキンインザフリーワールド」に出演しているので、ご存じの方も多いはず。音のほうも活動内容と同様でパワフルでアグレッシブな3人組です。そんな彼らが、3月16日に2ndCDを発売するという事で、お話を伺いました。

−今回2枚目のCDを発売するという事ですが、そもそも作るようになったきっかけは?

松下(Vo・G)「1枚目のCD(「マネキン」)を出したのが去年の6月で、その後からっぽになっちゃって、正直言ってスランプに陥っていたんだけど、去年の暮れくらいから自分でも納得できる曲が増えてきて、いい曲もたまった事だしここいらでまとめておこうかなと。」

鈴木(Dr)「実際アルバムに入る曲はここ2、3ヶ月で作った曲なんです。マネキンの中の曲を越えるものを作るのに時間がかかってしまいました。」

−今度のアルバムを作るにあたって前作から変化した事ってありますか?

松下「前のアルバムの歌詞とか見とっても、弱い自分とか、できない男の歌とかいうものばっか作りすぎて、『松下さんってダメ人間なんですか?』(笑)っていうようなアンケートもあったりして」

−そんなことないんだぞ!と(笑)

松下「俺は強いんだぞ!(笑)ってところを見せたかったし、前向きな今の自分が出てるとも思うんだけど、今回アルバムに入る曲は、いろんな意味で力強い歌詞ばっかりになってます。」

−今回はラブソングが多いようですね。

松下「ラブソングばっかだよ。今まではほとんどなかったけど(笑)歌詞の内容も昔はひねくれていて、ラブソングでもストーカーの唄だったりしてたんだけど(笑)、今は簡単で素直な言葉になってきてるんで今は歌うのがすごくおもしろい。」

鈴木「音のほうも歌詞やメロディーが広がったように、今までのパワー一辺倒だったのが、いろんな曲調になってます。」

−その辺も絡んで『ココロノクスリ』っていうタイトルになったんでしょうか?

日向(Ba)「はじめは『人として』っていうタイトルにしようって言ってたんだけどね(笑)」

松下「これを聴いた人間は絶対元気になれると思うし、このバンドのボーカルは間抜けで弱い人間だっていうイメージを払拭したいっていう意味がこもってます。ん?(笑)」

−この「ココロノクスリ」をどんな風にお客さんに聴いて欲しいですか?

松下「ライブのテンションをどんだけ詰められるかっていうのもテーマなんで、大きな音で聴いて欲しい。でも、それだけじゃなくて、勿論歌詞カードもついてるんで、さっき言ってた部分も感じとって欲しいですね。」

鈴木「僕のギターも入ると思うんで聴いて下さい(笑)」

日向「人それぞれ見方や聴き方は違うと思うもんで、その人が好きなように聴いてくれればいいですよ。」

−最後にお客さんに一言。

松下「どんどんカッコ良くなっていくんで、ついて来て下さい。」

 今年に入って、東京にもツアーに行くようになってお客さんの反応もまずまずだそうです。その話の中で「強くなりに行ってます」という松下君の言葉が、前進あるのみといった気迫を感じてとても印象に残っています。

「ココロノクスリ」8曲入り1500円。

 3月26日(金)ワンマンライブで発売します。「強くなったエアストーン」を是非体感してみて下さい。