ＢｒｉｅｆＣＤ発売

今月の大須便りのトップを飾るのは「Ｂｒｉｅｆ」です。

　元々職人？（いぶし銀？）的な（失礼）活動を続けている彼らですが、ついに爆発する時が来たようです。細かい事は本人達の口からという事で、Ｖ＆Ｇの牧野君、Ｄｒの矢嶋君そして、紅一点の奈穗ちゃんにお話を伺いました。

−大須便りではお久しぶりですが、なにしてたんですか？

牧野（以下Ｍ）「ちょっと前にメンバーチェンジがありまして、Ｂに河隅奈穗が入りました。それからＣＤを出すためにレコーディングを始めて…まだレコーディングしてます（笑）。」
矢嶋（以下Ｙ）「録音エンジニアが牧内なんですよ。実は他のバンドの録音にも携わってて、合間を縫って作っているんで時間がかかってます。」
Ｍ「タイトルが『ブリーフストップ』で８曲入り￥２０００の予定です。」

−意味深なタイトルですね？

奈穗（以下Ｎ）「地下鉄とかで駅にちょっと停まる事をブリーフストップっていうらしいんですよ。」
Ｍ「内容は新曲ばかりというわけではなくて、立ち止まって振り返って今までのブリーフのイメージをここでまとめてみようという事で…テンポがいい曲が中心の構成です。」
Ｙ「完全に止まるんじゃなくて、これから次に進むためのストップなんです。」
Ｎ「お弁当買う時間くらいしかないんだよね。」

−牧内君がエンジニアという事で今までのレコーディングと違う部分って何かありますか？

Ｎ「弦がビビるビビらんで一触即発によくなりました（笑）。」
Ｙ「お互いの立場で言いたい事が言えるんで、何度シーンとしたことか（笑）。妥協なく進められる点ではいいですよ。でもキーボードは一人で録音したいって言ってましたけど（笑）。

−奈穂ちゃんが入ったおかげで何か変化はありましたか？

Ｙ「明るくなりました（笑）。」
Ｍ「今まで何度かメンバーチェンジしてきて、その度僕の趣味の音楽性にしかならなかったけど、このメンバーになってから他の３人の音楽性が出てくるようになってきて、曲のタイプも変わってきているんですよ。これからはいい意味でバンドの曲になっていくと思うんですよ。」
Ｎ「例えるなら、牧野君が砂場で山の土台を作ってて、私と矢嶋が手伝ってるんだけど、途中で飽きてブランコに遊びに行っちゃう（笑）で、駄目だよー崩れるー（笑）って牧野君が呼びにきて、何とか形になったところで、遠くで様子を見ていた牧内が…」
Ｍ「山のてっぺんに旗を差しに 来る（大爆笑）。
Ｎ「ブリーフ４兄弟説っていうのもあるんですよ。牧野君が長男で矢嶋が次男で三男が牧内で私が末っ子。次男があたふたしてて、三男が私をいじめてくるという（笑）でも牧野君がだまってしっかり見てるから好き勝手出来ないという（笑）。」

−まさにスタートラインって感じですね？

Ｍ「レコーディングが終わったらご無沙汰しているセンパにもどんどん出ようと思ってます。実は東京へツアーに行く事も決まりまして…あと、２年連続ですが、ＢＳヤングバトルの全国大会も出場する事になりました。」
Ｙ「今までは、曲に自信があるとしか言えなかったけど、今はライブにも自信があるって言えるようになったんでそういう点で、ＢＳは去年と比べて明らかな自信があるんで、楽しみです。」

−それでは最後に読者の皆さんに一言。

Ｎ「いっくぞー！見とれよー（笑）。」

　11月には先述のＢＳや東京や学園祭などが毎週のようにあるそうで、その集大成が11月28日ＥＬＬでのＣＤ発売ワンマンライブ。きっと１皮むけた彼らに出会えるでしょう。

　１つだけ心配なのは、本当にＣＤは間に合うのでしょうか。頑張れ！牧内くん！