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浜崎直子インタビュー

photo−『カフェイン』というタイトルは何処から?

「やみつきになる、恋とかするとドキドキして寝てらんない、そういう気分になったらいい、たまたまそういう曲を書いて、そういう雰囲気が絶対イイと思って…。これ聴いたら何か元気が出る、何やったらいいか解んないけど何かやりたくなるような、ウズウズしてくるような、そういう全くヒーリングとは逆のCDを作りたかった。レプリカん時、割と安らげる感じが多かったりして何か今回は絶対『落ち着かないこと』をテーマに作りました。

 30代の人達がバンドで集まってやったらこうなるっていう、ある意味ナチュラルとか安らぐっていうのは絶対作りたくなかった。絶対落ち着くもんかって思って作った(笑)。人に何を伝えたいかって云えば、昔は安らぎだったんですが、それを与えられると同時に何かこうエネルギーみなぎってきちゃったとかそういうモノを伝えたい。やっぱり大人になったらば物腰は柔らかく、心は反骨精神がカッコイイ、バイオレンスなモノとかすごい好きになってきて…(笑)。これからはね、エネルギー持った人になりたいですね。なかなか難しいですね。」

−そういうのがテーマで?

「生命力かな?生命力のある落ち着かないモノ、作りたかったりする。変なテーマでしょ。レコーディングも4日で6曲録ったんですよ。歌とドラムを一発録り、良いテイクをベースにライブ感が欲しくて、きっちりとしたモノはないけど私はコレがやりたかった。色々言われるけど…。」

−思い切りましたね。

「(笑)前からコレがやりたかった。やっぱり繋げる事がいい事な気がしなくて…。特にライブでずっとやってた曲を録ったんで、皆の流れと歌の流れがもう皆良く解ってるんで、絶対一発でしょうって。ライブに来てくれる人だけでも欲しいって思ってくれればいいって思ってたのに、ディストリビュートまで出来て、これで日本中の人に届けられるなあって…。

 どんな歌でも歌っていれば幸せなのって人になれたら、どんなに幸せだろって思ったこともありました。どんな歌でもそれなりに歌えてしまうかなと思ったら、そんなCD自分は聴きたくない。歌の中に自分が居ないと…。音楽って形のない分そういう部分を大切にしたいです。健全な精神で音楽を作れる(笑)今やってるコト、音楽が好き。」

−10月9日のライブは?

「Keyが抜けてしまって…。でもコンパクトになって、またストレートになって、今の編成に似合う新曲とCDの曲をアレンジした曲中心でやります。皆の反応がすごい楽しみです。」

ノッコがマドンナなら
 ナオコはシンディロ−パ−

 浜崎は歌の旨い人である。確かに初めて出逢った時の衝撃を私は今でも覚えている。他の何かに替えられる歌を歌っていく人ではない。

Illust

よー分からん名前のバンド大集合

 ども、こんにちは。今回のライブの企画者のオオハラです。どのバンドも、(メンバーの方全員じゃないですが)初めて会ったその日から、10年近く経ってます。そこで、勝手にオオハラが各バンドを語ります。あくまでも、オオハラの私見です。各バンドで、不快に思った方、リハなり、打ち上げなり、街で会うなり、オオハラをいじめて下さい。

フラフラスキッピーズ
 女の子5人組。もう8、9年活動してるのかな。パッと見は、ロケンローラーなG、ムチャパンクなB、すごく楽しそうに叩くDr、不思議はいってるVo、迫力のKeyってとこでしょうか。

 音の方は、やっぱ見たまんまかなぁ。ロック(うーん、はずした?)なG、堅ーいB、パワフルとは言えないけど、すごく丁寧なDr、多分、好き嫌いがハッキリ分かれるVo、そして迫力のKey。

宍戸幸司 ラジオバンド
 宍戸幸司、この人も長いですね。最初に割礼見たのは、もう10年以上前。で、ラジオバンドになって、何が変わったかというと、パワフル。うん、パワフル。ビシバシのB、変な音ばっかり出すKey、この曲をこう叩くんかいってDr。幸ちゃんは…あまり変わってない。

 やってる曲は、割礼の曲だったりするんだけど(もちろんラジオバンドになってからの曲もあります)、やっぱりパワフル。ラジオバンドのホームページはhttp://www.ask.or.jp/~akiras/raji/home.html

eco eco cycles
 エコエコとも10年くらいの付き合いです。このバンドの好きなところは、ダサダサなところ。多分、どんなに悲しい歌を歌っても悲しくならない(どんな時も、希望はあるよと)とぼけた声のVo、ツボ押さえてんだか、押さえてないんだかわからんB、そして貧弱なDr(私です)。エコエコのホームページはhttp://www.din.or.jp/~oppara/
 
 この3バンドに共通することは、失礼ですが、歌詞にあまり意味がないってところだと、オオハラは思ってます。もちろん、作ってる本人達には、とても意味のある歌詞かもしれません。ただ、パッと聞くと、それが日本語だとわかるのですが、脈略がない。状況描写がない。あっても、なんか変。で、そのよくわからん歌詞を、勝手に解釈し、イメージ膨らますってのも楽しい作業だと思います。まあ、もとネタ知ってたら、オイオイってのもありますが。
 
 フラフラは今回名古屋初登場。エコエコはELL4年振りかな?ラジオはどうなんだろ?連絡がつかない(笑)。

Airstoneワンマン

Photo こんにちは、AirstoneのV・G松下正博です。Airstone2度目の夏も終わり…今年もライブしまくりました。本当、叫びまくったなあ。今年の夏は今までで一番がんばったし、楽しかった。

 いつもAirstoneを観ていてくれている人達、ありがとね。ELLに出演し始めて1年と6ヶ月、最初は何も「かっこいい」ものがなかったバンド、だけどね、かなりのスピードで成長したバンド、Airstone。野外ライブ(ストリート・ファイトギグ、ロッキンインザ・フリーワールド)に出演、ほかクラブギグ、ELLなど、最強のライブバンドになるために、けど、自分達もかなり楽しんでAirstoneは動いてきました。

 ライブを一回やる度にパワーアップし、音楽的にも、詞の世界にも止まることなくどんどん変化し続けてきました。常に「かっこいい音楽」を追求し、ここまで突っ走って、あっという間よ、これからももちろんパワーアップし続けて、変化していく。
 
 今回のワンマンは、Airstoneにとって、1つの通過点、けど何か1つの区切りのような気がする。名曲と、とぼけた詞と、野性的なドラム、クールでうねりのあるベース、鋭い爆発ギター、パワーで叫びまくるボーカル、この3人が集まればもうトリオバンドの枠を簡単に壊していける。ハードだし、ものすごくポップだし、1曲1曲それぞれのストーリー、世界があって、いろいろな人間の本質が見えてくる。Airstoneの音楽を聴けばなんとなく温かくなれる。ハードロックとかポップロックとかそういうもんじゃなくて、Airstoneっていうジャンルが今、出来つつあるんです。

 今、Airstoneって名前は知ってるけど観たことなーいって言ってる困った人達、一度ライブを観に来て下さい。1人でもたくさんの人に聴いてもらいたいのです。観ればきっと何かを感じられるはず。「かっこいい」だけじゃない、何かもう一つ別の感じを味わえます。
 
Illust Airstoneはどんどんかっこよくなるよ、黙ってついて来なさい。自身があるからね、自分が作った音楽だからね。ただのトリオバンドじゃないのだよ。これから素晴らしいバンドになっていくAirstone。9月28日ELL初ワンマン。これを見逃したら大変だよ。すばらしい夜にしよう。それじゃ。