前回はこのコラムのタイトルの通り、ニコイチをお勧めしたわけですが、今回はニコイチあるあるを予告していたので、書きます。いわゆる、僕らのあるあるですね。笑

「もし歌詞間違えたりしたらどうするんですか？」とは、よく聞かれたりしますが、そこは人間です。間違いはある。自分で曲も詞も書いていて、たくさん練習していても、それはある。

これが、僕らのようにふたりの場合は、相方が間違えたとき、突然ピンチが訪れるわけです。１番と２番をあまりに自然に間違えていたりすると、ミスは何事もなかったかのように連鎖します。

歌詞が飛んでて、でもそれをとっさにフォローできなかったりするととても凹みますねぇ。。そして、僕らの場合、ハモったり、掛け合ったりするパートがとても多いので、例えばコーラスごとに微妙に歌詞が違うサビとか、多いんですけど、それは時折とても危険なトラップとなって、僕らに襲い掛かります。笑

それから、ステージ上で相方の声の調子が悪そうなのを感じ取ると、逆にすごい底力を発揮したりします。これはホント不思議です。しかもこれはお互いあると思う。長年で培った防衛本能？とか何かアドレナリン的なやつなのでしょうか。

逆に、めちゃくちゃ調子を上げてきて、つられてお互いヒートアップする、なんてことも、LIVEならではで、よくありますが。

僕らは、趣味や好きなもの、共通点が実は結構少ないです。スキューバダイビングは一緒にライセンスを取ったんですが、あれはまさにニコイチ。基本二人一組で潜ることを義務付けられているスポーツで、信頼関係がとても大切です。

トラブルが命に係わる大事故にもなりかねないので、組む相手、バディはとても重要です。バディとしては完璧なので、相方と組んで色んな海を潜りにも行きました。むしろ、一緒にダイビングやることで絆も強くなったように感じるので、ニコイチの相手がいる方、今後相手を作る予定のある方にダイビングお勧めしておきますね。

トリオだったり、もっと大人数だったりすると、また全然違うんだろうなぁ。色々な事が。凄く興味ありますね。どうであれ、バランスが取れてるのが一番だと思います。

KYOHEI