Johnny,fliptone

今回紹介するNEW FACEは、Johnny,fliptone(ジョニーフリップトーン)。バンドの中心人物である杉山 拓(Vo/Gt)とは、彼が以前組んでいたバンドや、ソロとして活動していた弾き語りの時を含めると、かれこれ3年以上の付き合いになる。そんな彼が、有安 聡彦(Ba/Cho)/三品 直輝(Dr/Cho)という志を共にする仲間を連れ、新たに活動を始めた。新バンドJohnny,fliptoneとはどんなバンドなのか?目指すところはどこなのか?メンバー3人に集まってもらい話を聞いた。

―Johnny,fliptoneというバンド名は、どうやってこの名前に決まったの?

三品：「3人それぞれの好きな言葉、思い入れのある言葉を組み合わせて、このJohnny,fliptoneになりました。”Johnny”は有安くん、”flip”が僕で、”tone”が杉山くんで。」

杉山：「ほんとは”tone”ではなくって、”クリプトン”って言葉だったんです。高校の誕生日の夜、『バンド名をください』って思いながら寝たんですよ。それで朝起きたときに浮かんだ言葉が”クリプトン”で、ずっと僕の中にはその言葉が残ってたんで、今回その言葉を使おうと。そしたら三品くんの出してきた”flip”と僕の出した”クリプ”の部分ってなんか響きが近いなー、って思ったから”fliptone”で括りまして。」

有安：「全部組み合わせると”Johnny(新米・ルーキー),flip(ワクワクさせる)tone(音色)”で”僕らルーキーのバンドが奏でる音色で、みんなをワクワクさせてみせる!”って思いを込めて、この名前にしました。」

―拓ちゃんは今まで色んなバンドで活動してきてるけど、Johnny,fliptoneとしてやりたいことってどんなことがある?

杉山：そうですねー。とにかく新しいことをやっていきたいって思ってます。今までの活動とは違う、そして既存の音楽の模倣にはなりたくないから、僕ら3人でやれる新しいことをしていきたいです。あと、僕ら結成が2010年3月3日なんですけど、結成の1周年としてワンマンをやるってことを目標にしてます。」

―お、じゃあもう会場押さえておこうか?(笑)あと半年しかないから頑張らなくっちゃね!ところで、拓ちゃんと有安くんは前のバンドが一緒だったからわかるんだけど、三品くんは2人とどうやって出会ったの?

三品：「僕がやってたバンドが解散してメンバーを探してる時期なんですが、金山のドトールコーヒーに1人でいたんですよ。ドラムマガジンを詠みながら。その日、店内がめちゃめちゃ混んでて店員さんに『合い席でお願いします』って言われたんで、『どうぞどうぞ』って。その合い席の相手が杉山くんだったワケです。」

杉山：「そうなんです、僕もちょうどドラムを探してる時だったんですが・・・そしたら、目の前にいるじゃないですか!ドラムマガジンを読みふけっている青年が(笑)すぐさま声をかけましたね。」

三品：「それで後日、スタジオに入って合わせることになって。そしたらビックリ!!打ち合わせもナシで、みんなのプレイがピタっと合って!同じタイム感を持ってるというか・・・ほんとにこんなことあるんだなー、って思いました。」

―運命を感じるエピソードだね。この3人で上を目指して頑張っていってほしいな。とりあえず近い目標は、1周年記念ワンマンだね!じゃあ最後に、少なからず興味を持ってここまで読んでくれた方々に、一言お願いします。

杉山：「皆さんが色々な音楽を聴いて、それに勇気や笑顔や希望を感じてくれたらいいな、と思います。その音楽の1つになれるように、僕らなりの音と言葉を精一杯皆さんに届けれたらと思ってます。どこかでJohnny,fliptoneって名前を見つけたら、是非ライブに遊びに来てください!」