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地元名古屋密着型バンド、VOMIT Wrath。名前を聞いたことないっていうあなたに、簡単に彼らの軌跡を紹介しよう。中日ドラゴンズ荒木選手の入場テーマソングになっていたり、メーテレの番組で特集が組まれたり、難波章浩さん(ex.Hi-STANDARD)から絶賛のコメントを頂いていたり、マキシマムザホルモン、ORANGE RANGE、UVERworld等、ビッグネームが集結した名古屋最大級のフェス『TREASURE 05X』に出演したり、etc・・・。あ!これを忘れてはいけません!Voの匠さんは実は、かの有名なCM 『鎌倉ハム』の子役だったんです!!リズム隊が鳴らす重低音が体に響き、ギターからは泣きのギターの洪水。そして、匠さんが放つメッセージとメロディーに心打たれる。『まーいっぽん!まーいっぽん!』と見たくなるライブを繰り広げるVOMIT Wrath。カリスマボーカリスト匠さんに、VOMIT Wrathとはどんなバンドなのか?本人の言葉で語ってもらった。

―インタビューをさせてもらうのは初ですね。なので、まずはVOMIT Wrathというバンド名の意味を教えて頂きたいのですが。

匠:「これはですね、憤りを吐くとか、もやもやを吐くとか、持ってる募る思いを吐きだす・・・そんな意味です。メッセージを伝えたいって思いを込めてます。」

―なるほど。VOMIT Wrathを知らない人へ向けてのインタビューでもあるので、敢えて聞きますが、どんなバンドなんでしょう?

匠:「曲調はロックあり、バラードもありで様々なんですが、一番意識しているところは、メッセージ性ですね。聴いていただくお客さんに、僕らが発信する思いから、”何か”を得て帰ってもらいたいんですよ。そのためにはどうしたらいいか、って考えて活動してます。」

―歌詞がちょっと恥ずかしいぐらいにストレートですよね?

匠:「そうですねー、それはよく言われます。VOMIT Wrathは不器用な人間の集まりなんですよね。無理してカッコイイ言葉を並べてた時もあったんですけど、ある時、ストレートに書いてみたら『伝わり方がすっげーダイレクトじゃん!』って思って。好きって言葉1つとってみても、回りくどく言うよりも、目をみて『好きだ!!』って言ったほうがより分かりやすいでしょ?そういう考えに至っちゃったんですよね。」

―ところで、5/29にニューシングルが発売になりましたね。・・・ちょっとそのシングルをアピールしてください(笑)

匠:「めちゃくちゃ僕にぶん投げましたね!!(笑)丸投げじゃないですか!!(笑)」

―(笑)タイアップもついてるとか?

匠:「そうですね、1曲目『強くあれ』が、Zeep Nagoyaで行われる”愛プロレス博2009”のテーマソングになってます。2曲目『Tomorrow is another day』は、元中日ドラゴンズの川又さんが持たれてる球団のイメージソングになってて、3曲目は、人と人の繋がりを描いたミディアムバラード『キズナ』という曲になってます。『強くあれ』は、仕事でも遊びでも、日々生きることを頑張ってる皆さんの背中を、ちょっとでも押せるようなものになればいいな、って思って書きました。聞いていただければ、勇気がでること間違いないです!!」

―4月、5月の主催イベントも大盛況のうちに終えて、7/5(日)、いよいよワンマンライブがありますね。そこに向けてのモチベーションといいますか、バンドの状態はどうでしょうか?

匠:「バンドにとって分岐点といいますか、この7/5のライブが、扉の前に立てるライブなんですよ。開けれるのも自分ら次第だし、開けれないのも自分ら次第だし。結成して5、6年経つんですけど、どれだけの力がついているか・・・力が足りなければたぶんその扉は開かないので、そこに向けて、体力・精神力ともに調整してます。」

―1FのElectricLadyLandでワンマンをやれる地元のバンドってほんとに少なくなってきてて、そんな中、敢えて向かっていくVOMIT Wrathに感動しましたよ。

匠:「「いやー、無謀なことをやってみたいので。例えば、富士山に登ることをとっても、『すごいねー』って言うよりも『登ってみれば?』ってのと一緒で。やっぱり憧れのハコですしね。憧れのアーティストがやるハコで、自分らがどれぐらいのことができるのかなんて、やってみないとわからない景色なんで。」

―匠さん、良いこと言いますねー。今、そういう考えのバンドって少ないんですよね・・・。それでは最後に、今度ワンマンはもちろん、その先も見据えるVOMIT Wrath。オオスプレスの読者の中にはまだ知らない人たちも大勢いらっしゃると思います。

匠:「そういう方たちには、特に僕らの音楽を聴いてほしいですねー。」

―そうですよね。ではそういう方たちに向けて一言メッセージをお願いします!

匠:「音楽ってほんと色々な形があって、怒りをぶちまける音楽もあれば、感動を与えて涙させる音楽もある。僕らとしては、ストレートなものを、ストレートなまま、包み隠さず、ありのまま伝える音楽をやっていますので、元気になる曲は元気になる曲、悲しみを唄った曲は悲しい曲、背中を押す曲であれば背中を押す曲。不器用ながらも様々なメッセージと思いを伝えていくので、皆さんの心の奥底に眠ってる”何か”を引き出して、”何か”を持って帰って頂ければ一番良いですね。あとは、皆さんが日常の生活で溜め込んだストレスを置いていってもらって、スッキリした笑顔で帰っていただければ本望です。」


インフォメーション
 

7月5日(日)@ElectricLadyLand
VOMIT Wrathワンマンライブ

open18:30 start19:00
前売り¥2000 (without drink)
Ticket Now on Sale!!

 

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