THANX ELL 30th ANNIVERSARY

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RED WARRIORS

BIVVA !! ELECTRIC LADY LAND !!
エルに初めて出演したのはまだ俺が二十歳そこそこの頃で、エルもまだ今の場所になく本当に小さな、いや言い方を変えれば何処かの族の集会所のように怪しくちょっぴり恐そうなライブハウスだったのだ。
バンドのメンバーや当時の関係者に名古屋のライブハウスのエルのしげさんはおっかない人だから気をつけた方がいいよ、なんて言われて内心びびりながらステージに立った。ライブが終わりそんなしげさんの恒例だったらしい駄目出しがあり「文句をいわれるのかなあ?ライブが酷いと口も聞いてくれないらしい。」なんてビクビクしていたら「お前、ボーカルなかなか動きがいいな。それにステージの遠くを見て歌ってるとこがなかなかいいよ。がんばって。」なんて言ってビールをおごってくれたことを、かなり月日が経ったので昨日のこととは言わないが、思い出している。
それ以来、そんなエルにバンドのメンバー達と、オンボロの今にも止まりそうなバンをガッゴットン転がしてよく行ったものだった。

あれから俺もこの厳しいくそったれな、日本のエンターテイメントの世界で浮き沈みを経験しながら去年二十周年を迎えた。現在のロック事情もかなり変わり、ミュージシャンを育ててきたレコード会社も今や衰退の一途をたどり、全国ライブハウスにいた名物の口うるさいオーナーの親父も段々姿を消していき、全国のロックのライブハウスは無関心無機質な箱と化していっている。そんな中で、文句を言いながらでもがんばっているしげさんは、今や天然記念物なんじゃないかな。
そんなしげさんから、エルも三十周年ということで「今回、俺のためにレッズでライブやってくれないか?お祭りって感じでいいからよ。」なんて言われて、俺もソロで転がり続けている意地もあったからしばらく考えていたが、エルには世話になったし、メンバー達とも久しぶりだし、一日だけだったらいいかななんて思い、首を横に振るわけにはいかなかったのだよ。
くしくも世間を騒がしている十月二十日にZEEP TOKYO再結成ライブの追加公演のように言われているが、実はエルの方が先に決まっていた話だったんだ。
そんな訳で今回、レッドウォーリアーズとして5年ぶりにエルのステージに立つ。

さて、しげさんが頑張っているのを励みに俺もまだまだ転がり続けていかなきゃね。
しげさん、次は俺の三十周年、そしてエルの四十周年へ向かって転がり続けていこうぜ。
ロックの灯を絶やしてなるものか!ローリングロックス!! 
<byD☆Y>

 

ELL30周年おめでとうございます。
初めてレベッカでやらせてもらった時は、まだ10周年にもなっていなかったけど、ELLは怖い店長のいる老舗のライヴハウスとして東京でも有名なライヴハウスでした。まさかこんな長いつきあいになるとは思ってなかった。
今回のレッドのライヴはささやかな恩返しの意味も込めて、たまには過去をのぞいてみようかという感じです。無責任に楽しんでください。
<shake>

 

しげさん、釧路湿原は秋になりましたよ、高い空を見上げて雲が素敵なんです。木々の色も変わりはじめて長い冬までの短い秋なんです。
レッズをはじめて早いもので21年経っていますから、しげさんとも21年ですね〜。
自分は相変わらず小僧のままですね、しげさんも変わらないものね。また暖かくなったらカヌー出しますから来て下さいよ。その前に冬に湖でワカサギでもやりませんか?
30周年、久し振りにレッズをやらせてくれてありがとうございます。ではまずは名古屋で・・・

<kiyoshi http://www9.plala.or.jp/touro/01>


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