the pillows

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昨年は、初のメキシコ公演に加えて、2度目のアメリカツアーもソールドアウト続出、秋にはMr.Childrenとの対バンツアーを行うなど、結成17年目にして更なる飛躍を遂げたピロウズ。そんな彼らが3/29、CHEMICAL BUMP SHOWでELL30周年のお祝いにやってきてくれる。目下レコーディング中で多忙のなか、リーダー山中さわお氏にお時間をいただき、アンケートに答えていただいた。

1. 昨年はアメリカツアーを行われましたが、ソレをきっかけに何か変わったことはありますか?またソレは何でしょうか?

山中:変わったと言うより思い出した。
「次なんてないんだ」という気持ちでステージに上がってた。
インディーズの頃みたいなギリギリのテンションを思い出せた。

2. ピロウズと言えば、名曲、隠れた名曲ともに多数ありますが、さわおさん自身のベスト3があればぜひ教えて下さい。

山中:今日の気分では、
1. ハイブリッド レインボウ
2. ストレンジ カメレオン
3. スケアクロウ

3. さわおさんが主催するデリシャスレーベルと言えば、個人的にはnoodles、monokuroなどのイメージで、完全に信頼できるレーベルとなりえています。さわおさん的に良いロックバンドとは??

山中:自分にないモノを持ってるバンドに惹かれるかな。

4. ピロウズは沢山のミュージシャンからリスペクトされています。その要因はどこにあると思われますか?

山中:良い音楽だからじゃないですか。

5. 4/4発売のニューシングル『 スケアクロウ 』について教えてください。「Scarecrow」は「かかし」とか「こけおどし」という意味があると思うんですが、このタイトルに込められた思いはありますでしょうか?

山中:タイトルは、アルパチーノ&ジーン・ハックマンの映画「スケアクロウ」を見て付けた。
ろくでなしの二人の友情を描いた物語だったのでタイトルにふさわしいかと。

6. 音源としては1年3ヶ月ぶりのリリースですが、その間ピロウズもしくはさわおさん自身が変化した点はありますか?

山中:別に。

7. カップリングの「つよがり」はMr.Childrenのカバーで昨年行われたカップリングツアー「new bigbang tour」でも披露されていましたが、数あるMr.childrenの曲のなかでこの曲を選んだ理由を教えてください。

山中:良い曲はありすぎて悩むので、普通にピロウズに似合いそうな曲を選んだつもり。

8. その際のMr.childrenが演奏するピロウズカバーはさわおさんにはどう聞こえたのでしょうか?

山中:感動的だったよ。贅沢だった。良い曲作れて良かったなぁ〜と思った。

9. 3月のケミカルバンプショウ!!はどんな化学反応が??

山中:やってみて知りたいです。

10. 今回の対バン、怒髪天、UNDER THE COUNTERについて一言ずつ紹介していただけますか?

山中:怒髪天は言わずと知れた日本ロック界の兄貴分。
UNDER THE COUNTERは今一番好きなバンドの1つです。昔の自分みたいで泣ける。

11. なお、がむしゃらに走り続けてる印象を受けるのですが…その原動力とは。

山中:ロックバンドに飽きてないからね。

12. バンドを長く続けるコツはありますか?

山中:わかりません。ピロウズはラッキーでした。

13. 長いヴォーカリスト人生(笑)心がけていることは有りますか?

山中:どんなことでしょうか?
んー、心がけ…てないかも。
アドバイスできるような裏技は何も無いです。

14. 典型的な休日の過ごし方を教えて下さい。

山中:人と会ってお酒を飲んでる。

15.次世代のロックンローラー達にメッセージをお願いします。

山中:パクリたくなるようなニューサウンドを聴かせて欲しい。

16. ELL30周年に寄せて何か一言いただけないでしょうか?

山中:長く続けるのはエネルギーとポリシーが必要ですよね。これからも名古屋のロックシーンを支えてくださいね。
30周年おめでとうございます。

あ、ありがとうございます(涙)。今回たくさんの質問に実に簡潔な回答をくれた山中さわお氏。そのコメントは短いながらも的確で、言葉の端々には揺るぎない自信があふれていた。これはもう常に第一線で活躍し続けている、そしていつでもロックへの熱い情熱を持ち続けているピロウズだからこその説得力ではないだろうか。彼らこそエネルギーとポリシーの塊。ケミカルバンプショウ!!での化学反応を見逃すな!

インフォメーション
 

3月29日(木)@ElectricLadyLand
ELL 30th Anniversary the pillows presents CHEMICAL BUMP SHOW!!

with 怒髪天/UNDER THE COUNTER
open18:00 start19:00
前売\3000(without drink)
Ticket Now on Sale!!

 

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