オクノ食

イメージ
第5回

しかし毎度の事として思うのですが紙面上ではお隣さんのモクノアキオ氏の「万物は流転する」。内容的にあまりに違いすぎていつも俺のコラム?を恥ずかしく思ってしまうのだが、、もっとがんばらねば、なんて思いながら第5回です。

奥野真哉は昔から国語というか作文ていうか文系な部分っていうのが大変苦手でした、うちのおやじは国文学の教師で小説なんかも書いていて灰谷健次郎氏などと共に大阪に小説家の専門学校などをつくったりするぐらいの超文系で家には全部の部屋が埋まるぐらいの本があった。そんな家に育った真哉くんは小さい時から活字ぎらいになってしまった。人間すぐ手に入るものにはあまり興味を得ないんですね。小学校の時から親が国語の先生なのに何で?みたいに先生に言われていたし、ほんとに漢字や文章の把握能力などもまったくだめで「漁夫の利」なんてのも「漁夫海苔」っていう食べ物だと思ってたし。(おいしそう)「大分県」を「おおぷんけん」って言ってたし、「PUNK」も「プンク」って言ってたし、もうえーちゅうねん(汗)そんな奥野がこのようにコラムらしきものを書いてるのが自分でも驚きなんです。

が、奥野も物心付いた頃から音楽にはまり、その好きになったアーティストの影響をうけたものに興味を持ち、歌詞という部分から文学というものに接し始め、本を読むようになり太宰治や中原中也なんかを好み今やこんなにアカデミックな男になってしまった。人間自分がこんな人間だ、と決めつけるのはよくないなと思います。そう、決めつけは良くないんです!奥野は活字が苦手だし、だから本は読まないと決めつけ活字を避けていた。そんな決めつけを排除してから広がった世界は素晴らしいものがあったし、物事やそのものを決めつけるということはそれ事態を諦めたり、終わらしてしまう可能性があるんじゃないでしょうか?阪神は弱い、ソウルフラワーユニオンは売れない、納豆でやせる、トマトはまずい、辺野古に米軍基地ができる、なんせ決めつけ、偏見は良くない、すべては時と同じく流れて変わっていくのです。まさに「万物は流転する」!なんです!そうですよねモクノ氏!うまくまとまったようなまとまってないような漁夫海苔なような、、、

P.S よく「このコラムの初期に食べ物の話を書いていましたが、どうなったんですか?」なんて質問をされるんですが、ほら、ドカベンが初期柔道してた事なんて忘れているでしょ?そんなものなんです「万物は流転する」なんです。、、、使い過ぎには注意です。(^^;)

インフォメーション
  4月8日(日)@ElectricLadyLand
The ピーズ/フラワーカンパニーズ/Radio Caroline/うつみようこ&YOKOLOCO BAND

open17:30 start18:00
前売\3000 当日\3500(without drink)
Ticket 2/18 on Sale!!
 
copyright