175R 音楽には希望がないと駄目!!

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あらゆる意味で新たなスタートを切った175R。その決意表明のような最新シングル「果てなき明日へと」は、正に原点回帰の佳曲で、ライブでの一大アンセムにもなりそうな予感アリアリです。今たぶんブレてないんだろうなと思って、インタビューしたんだけど、本当にブレてなかった。そんなSHOGO君(Vo.)の力強い言葉をどうぞ。

―新曲の「果てなき明日へと」、シンプルで良い曲ですね。凄いポジティヴで。御自身的にはどういった曲ですか??

SHOGO:175R的にはですね、レーベル移籍があったりとか、事務所を自分達で立ち上げたりとか、そういうある種、リ・スタート的な時期だったので、新たな始まりにピッタリな曲を書きたいなぁっていう。あと、最近175Rの代名詞的なポジティヴなメッセージにストレートな楽曲っていう、何かそういうキャッチコピーから離れよう離れようとしてる自分がいて・・・。

―はいはいはい。

SHOGO:でも今回はね、何かそういうのは全部自分の中で受け入れて。改めてポジティヴな歌詞が書きたいなって思えたので、それで書いた感じですね。

―それで良いんだと。

SHOGO:そうですね。

―175RのSHOGO君が「これからだ 僕等の夢」って歌うのがね、凄いかっこ良いなと思って。

SHOGO:それを歌う時にやっぱり自分の中では、ある程度夢を自分達は叶えてきてしまったので・・・。メジャーデビューもそうですし、武道館もそうなんですけど。
何か夢を叶えた自分が、こういう詞をまた新たに書いても良いのか、少し悩んだりもしたんですが、でも夢ってそん時そん時にまた新しく芽生えてくるものだと思うので。

―その「果てなき明日へと」と題されたツアーが年明けから始まるわけなんですけど、2007年の175Rはどんな感じになりそうですか??

SHOGO:そうですね、今も絶賛レコーディング中なんですが・・・。今回の『果てなき明日へと』の中に『僕はもう一人じゃない』っていう歌詞があるんですけど、それを書けたのは、今年2006年に「7×7×7」ツアーっていう、久しぶりに行く土地だったりとか、初めて行く土地を廻るけっこう長いツアーがあって。まぁそん時のライブで観に来てくれた皆さんを見た時に、すごくそういう気持ちが芽生えて書いたんですよ。やっぱり最近リリースが空いたりとかして、凄く応援してくれてる人を不安にさせたりとか・・・、何かそういう感じが自分の中ではあったので、『もう迷わない』っていうメッセージだったりとかね。リリースを空けたりとか、そういうのはもうしたくないなぁとは思ってますね。2007年は。今、絶賛レコーディング中のシングルとアルバムが、2月と4月にあって。

―おぉー!!じゃあけっこう年明けすぐにって感じですねー。

SHOGO:そうですね。2月7日にシングル、4月にアルバムなので。

―元JUDY AND MARYのTAKUYAさんとだったり、小久保淳平君とだったり、色々ユニットもやってるじゃないですか??

SHOGO:それはですねー、仲の良いミュージシャンで何か面白い事やろうよみたいな形で、一つ一つやったりとかしてて。やっぱり長い間バンドやってて、バンドサウンドのイメージが強いじゃないですか??でも敢えて、それと違う事をやりたいなと思ってやってるのが、その二つになりますね。

―今年、ソロのシングルも出したじゃないですか??あれも同じような感じですか??

SHOGO:あれはですねー、またちょっと違ってて。僕が3年半やったオールナイトニッポンっていうラジオの番組があって。そのラジオと連名で出したみたいな。ラジオのリスナーに伝えたいっていう気持ちでその曲を作って、で、その中のイベントで発表して。SHOGOのオールナイトニッポンっていうのは、あくまでも175Rとしてではなく、SHOGOとして発信してたものだったから、何かそれを形にできないかなぁとした時に、じゃあこれはもうソロ名義で出そうって事で。ついでにちょっと小久保淳平も呼び出して(笑)無法松がちょうどスタジオのレコーディング盤が無かったんですよ。ライブ音源だけは前にリリースしてたので、だからちゃんとスタジオでレコーディングし直してみない?みたいな話になって。それで作ったって感じですね。

―あのー、凄くわかりやすい言葉で、誰にでもわかる言葉で歌詞を書かれるじゃないですか??それこそ、10代から70代までわかる感情を歌うし。だから、皆の唄になろうっていう凄い強いこだわりがあるんだろうなと思ったんですけど、その辺どうですか??

SHOGO:そうですね、メロディーはやっぱり、口ずさめるメロディーみたいなのは、自分の中で重視はしてて。言葉に関しては、手垢のついた言葉というか、普遍的なメッセージだったりとか、何かそういうのって僕は素晴らしいと思うし。昔は英語で歌ったりとかしてたんですけど、何か最近はそういうのは英語が喋れる人達が歌ってきてるので。ELLEGARDENだったりとか。だからそうゆうバンドを観ると・・・、なんていうんだろう、僕が歌うべき言葉ではないと思ったし。今はやっぱり、日本人として、日本語で、何か普遍的なテーマを歌えれば良いなぁと思ってるんですけどね。

―逆に手垢にはまみれてないと思いますよ。

SHOGO:だから何かね、僕が最近良く思うのは、音楽には希望がないと駄目だと思うんすよ。絶対音楽って、元は道楽の一種だと思うし。やっぱり誰もが歌って楽しめたりとか。身近にある凄いコミュニケーションの一つだと思うんですけど。人と人を繋げるという意味でもね。うん、もっともっと希望のある歌を歌いたいなと思って、最近。それが恥ずかしいみたいな・・・、そうゆう時代って言ったらおかしいけど、いつの時代にもあったのかもしれないんですけど、そういうイメージを持たれがちなんですけど、僕は敢えてそれを歌いたいなと思ってますけどね。

―でもそういうイメージって大人が作ってる部分ってあるじゃないですか??でも逆に175Rの曲って小学生とかでも歌えるだろうし。

SHOGO:そうですね。ある程度僕等も色んな事経験して、こんな夢物語ねぇよみたいな、そういう気持ちも凄いわかるんですよ。でも僕も少なからず色んな事を経験してるので。それをわかった上で、だからこそ今、こういう歌を歌わなければいけないんじゃないかと最近思ってますね。

―説得力も増しますよね。さてさて、ELLでのライブはどんな感じになりそうですか??

SHOGO:今回は初めての2DAYSなんですよ。なので、セットリストをまず変えてやりたいなっていうのは一つあって。そうすれば懐かしい曲も新曲も含めて、2日間でギュッと凝縮したライブを観て貰えるんじゃないかと思ってますね。

インフォメーション
 

1月13日(日)14日(日)@ElectricLadyLand
175R TOUR 2007「果てなき明日へと」

open16:30 start17:30
前売\3675(without drink)
Ticket Now on Sale!!

 

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