オクノ食

イメージ
第3回

いつもいつもこの変なコラムを読んで頂きありがとうございます。今年ももう終わりですが、皆さん良い一年でしたか?ほんまにあっと言う間の一年ですね!さすがに年を重ねるごとに早く感じます。しかし今年は前厄のせいか体のトラブルがたくさんありましたね。春先からマンスリーであったような、、思い起こせば五月にプロフェット5(大事なシンセ)を運んでる時に転んでしまい鍵盤をかばうつもりが体制を崩し指を切ってしまい、その上鍵盤も地面にゴロゴロと、、そのまま病院で四針縫って、青白い顔のままキーボードマガジンの取材に行きました。六月号かな、手術後1時間経過した奥野が見れます。苦笑。しかし左手をやったんですがその後ライブやらレコーディングやらバキバキあってどうしようかな、なんて思ってたんやけど、周りからは「普段と変わらんよ」なんて言われてしまい、、、どうなんでしょう?あ、「ほんま指で良かったね」なんて人もいました苦笑。

人間悪い事の後はいい事もあるもので6月には京都磔磔でライブ中ギックリ腰になりました!初体験!痛い、めちゃめちゃ痛いんです。友人からよく痛いという情報を聞いていましたが、こんなに痛いもんだとは思わなかった。ライブ中だったから倒れ込む事も出来ずに、、。また運悪く磔磔は楽屋が二階にあって、、泣。ライブ終了後磔磔の社長水島さんに救急病院に連れていってもらいました。人生初の痛み止めの座薬を入れられたんですが、水島さんに一部始終見られてしまい、、ポッ。このギックリ事件は色んな方面に伝わり「奥野君ライブ中腰折ったんやて!?」とか「磔磔の階段から落ちて失神したらしいやん」とかかなり錯綜してて面白いので「そうそう」って言っときました。2006年を象徴する二大事件はこの二つですかね。トホホ。あ、話が戻ってしまいますがギックリ腰を起こした京都の次の日は名古屋でした。痛み止めってすごいですね。痛くないんですよ。今の医学は人間を超えてしまってるんじゃないでしょうか?昔北朝鮮にライブに行ったことがあり、(これまた違う号で特集します。)三日目ぐらいにお腹を壊し40度ぐらいの熱を出したんですが、向こうのお医者さんにもらった仁丹みたいな薬を飲んだら10分ぐらいで全て治ってしまいました。すごい!あの薬なんだったんだろう、、欲しい。今や病は気からじゃなく病には薬ですね。しかしふと思ったんですが、まだ医学がなかった時代にプロフェット5(大事なシンセ)で指を切ったらどうやってくっつけてたんでしょうかね?携帯電話のない時代に生きてたのに携帯電話がない生活が考えられないのと同じだな。人間当たり前の価値観が変わってきすぎてますよね、当たり前やら普通って言葉のハードルはもともと決まってるもんじゃないし、そこに押しつけるのは間違ってますよ。だから座薬を入れてライブをしてもいいんです!

、、あれ?なんか話がとっちらかっちゃってます?まあまあ今年最後のコラムにはぴったりな内容でしたが、、すいません。皆さんも怪我には気をつけて良い年越しを!!!来年も奥野はELL同様はじけますので御声援宜しくお願いいたします!

copyright