例えば学校や職場で嫌なことがあった時、例えば恋人にフラレた時、あなたはどうやって元気を取り戻しますか？
そんな時にはTHE NEATBEATSの音楽がオススメだ。特にライブでカラダを動かしながらTHE NEATBEATSのゴキゲンなロックンロールにふれれば、厭な事なんてふっ飛んでしまうぜ！（もちろん元気があり余っているボーイズ＆ガールズにももってこいだ！）

6月8日発売、2枚組にして全25曲入りというボリューム満点のニューアルバム「BIG BEAT MIND!!」をひっさげてのツアー「BIG BEAT MIND!! TOUR」も半ばを迎えた7月18日、彼等はell.FITS ALLにやってきた。
guestのKING BROTHERSがそのエキセントリックなパフォーマンスで会場を暖めた後、満を持して登場したTHE NEATBEATS。

1曲目のインスト『アグアカリエンテ』からステージを所狭しと動き回る。
MR.PANの煽り、MR.ROYALのコミカルな動き、MR.LAWDYのキュートさ、MR.SHALLOWのシャイさ加減、それぞれの個性が一つになって客席を襲う。
演奏だけじゃない。ニートはMCも攻撃的でロックンロールだ。愛知万博からヒップホッパーまでその矛先はオールラウンド。
しまいには当日ElectricLadyLandで行われていたFull Of Harmonyの動きまで取り入れてのパフォーマンス。

「でもお前ら、ツイストしに来たんやろー！」
MR.PANの叫び声で始まった『TWISTIN' THE NIGHT AWAY』。
これをやりにきたとばかりに応える客席の盛り上がり。
そして一番の盛り上がりをみせたのは本編後半に披露された『黒いジャンパー』
「黒いジャンパー、裏地は？」というMR.PANの呼びかけに
「赤のチェックだ！」と叫び返す頃にはみんな笑顔で一つになっていた。
「黒いジャンパー、コメ兵でも売ってるぜ！」と地元ネタにも抜かりない。

結局2回のアンコールに応えたニートは予定していた曲数を遥かにオーバーする曲を披露してステージを去った。
時間にして1時間ちょっとと長くはないステージであったが観客はそんな事は微塵も感じなかったはずだ。
次回はフラワーカンパニーズ、うつみようこ＆ヨコロコバンドと共に秋の名古屋を再び真夏に変えにやってくる。
難しいことは一切ない。ライブにいって体を動かせばいいんだ。