現在もスケ番ロック・パーティーと銘打って全国を精力的に巡業中の犬神サーカス団。今回はヴォーカルの凶子さんが電話でインタビューに答えてくれました。 ―今回は4月に発売されたアルバム「スケ番ロック」を引っ提げての巡業ですが、『スケ番』という固定されたイメージのあるものをコンセプトに使われるのは犬神サーカス団では珍しいかな、と思ったのですが。 凶子:あ、初めてかもしれませんね。 ―もしやスケ番に憧れがあったのですか? 凶子:あはは(笑)何気に私たちの世代ってもう『スケ番』っていう世代じゃなかったんですよ。不良っていうか、ヤンキーもいなくて。で、かつて70年代に東映の映画でスケ番シリーズの映画が色々あったんですよ。映画のタイトルが「スケ番ブルース」とか、「野良猫ロック」とか。そういうのでスケ番っていうのは知っていて、カッコイイな、と思っていましたね。 ―メンバーの皆様を引き連れて夜中にバイクで爆走したり? 凶子:それはもう願望としてありますね。面白そうじゃないですか?やるしかないって感じ。 ―実際にバイクに乗られたりは? 凶子:あ、免許持ってないんですよ―残念ながら。あんな大っきいバイクに乗ったのも撮影で初めてで。いわゆるスケ番という時代のバイクを探して借りてきて貰って。楽しかったです。 ―今回の巡業では全国47公演を回られていますが、様々な土地を満喫出来ましたか? 凶子:そうそう、今回はね、名古屋に5連泊したんですよ!名古屋に泊まって色んなライブハウスに移動とかで。いつもは大阪から回ってきたりだとか、途中で寄ったりだとかで泊まってすぐ次の朝に移動ばっかりだったので、こんなに長く居れたのは初めてでかなり印象的でした。お買い物なんかにもかなり行きましたよ!大須の町を練り歩いて相当お金を使ってしまいました(笑)不思議な町ですよね、何か東京とかには無いような変わったものが沢山売っていて、面白かったです。 ―47公演の中には前回のその4月と今回の7月の2回名古屋が含まれていて、いち犬神ファンとして嬉しい限りです。それで4月は対バンでしたが7月はワンマンですよね。前回ワンマンの時はマルチストーリー形式で楽しませてくれましたが、今回も何か仕掛けが用意されているのでしょうか? 凶子:そうですね―、色々とやりたい事が怒涛のように溢れてきちゃって、それを絞り込むのが大変なくらいですが、その辺の細かい内容はお楽しみ、ということで。秘密にさせてもらいます。(笑)ただ今回は「スケ番ロック・パーティー」なのでより一層アルバム「スケ番ロック」を楽しめるようなライブにしようかと。それと、ずっと感じているんですけれど、名古屋はお客さんがすごくもう本当に熱いんですよね。そのお客さんたちをもっと熱くさせるようなライブにしたいと思っています! ―とっても楽しみにしています! 4月の対バンだけでは満足しきれない、もっともっと犬神サーカス団を肌で感じたい!という名古屋犬っ子も多いのではないでしょうか?そんな皆様、7月2日にメンバーと一緒にどこまでも熱くなって、脳まで溶かされてしまいましょう! |
7月2日(土)@ell.FITSALL |
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