12/10、ももいろハニーがニューアルバムをひっさげてell.FITSALLに来る。しかも、そのCDはあの有名なエイベックスからリリースされる。かわいらしいユニセックスな歌声に共感しやすい素直な歌詞。一度、耳にしたら決して忘れることのできない、そんな曲を作り続けている彼らはVo&Gt岡本晃、Key&Cho小森篤郎、B&Cho平野健太郎、Dr&Cho松川晃久の4ピースバンドだ。ニューアルバムのレコーディングを終えたばかりのももいろハニーの岡本氏にインタビューをお願いした。 ―まずはレコーディングお疲れ様でした。レコーディング中のメンバーの様子ってどんな感じでしたか? 岡本 「レコーディングの前にプリプロっていってレコーディングの練習をやるんですけど、まずはそのプリプロでいろいろやって、これにしようって決めてから本番では譜面を考えずにレコーディングに望むんです。プリプロの時はメンバー4人でけっこうワイワイとやってたんですけど、実際本番になると、カチカチな雰囲気もあって。それから、他のメンバーは自分のパートが終わると、銭湯行ったり、ラーメン食いに行ったり、そんな感じです」 ―東京でのレコーディングはいつもとは違いましたか? 岡本 「レコーディング現場に関係者の人たちが沢山いて、プロ意識があがりました。趣味だけで、もうやれないなっていう。この辺が今回のレコーディングで、一番全員にプラスになったことですかね。プレイがうまくなったどうこうということより、意識的なところがよくなったんで、ワンマンではももいろハニーの意識が変わってて、その辺もみなさんに伝わるような気がします」 ―ところで、CDのタイトルってもう決まってるんですか? 岡本 「タイトルは、英語で、『M』。ももいろハニーのMってわけじゃないんですけど」 ―違うんですか? では、何か他の意図が? 岡本 「ないです!(笑)直感です。それと、CDの曲はかなり厳選されてます。完成させずに100曲くらいガーっと書いて、その中からとりあえず30曲にバンドでしぼって、それを関係者の人に聞いてもらって、11曲に。ぼくら的には入れたい曲が他にもあったんですけど、でも、まあ、ダメと言われたりだとかで」 ―最後に何か一言あれば、お願いします! 岡本 「あのー、12/31の大晦日に来て下さい、ですかね。酒の飲まされた名古屋の全バンドのライブを見に来て下さい!」 ―最後はワンマンのことを言うとばかり思っていただけに、思わず、えっ?と聞き返してしまった。ユーモア精神旺盛、意外性たっぷりの岡本氏は不慣れなインタビュアーの僕をなごませようと、実は何度もボケてくれた。相手のことを思いやり、心優しいボーカルももいろハニーの届ける曲がぐっと胸に来るのもうなずける。そんな彼に代わって一言。12/10は体も心も暖まるももいろハニーのライブにぜひ行こう! |
TOUR 04 「M」
ももいろハニー |
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