チビロクジャンボ

photoきたー!ついに!ついにこのときが来た!いやー、長かった!すげー待った!6年待った!待っててよかった!何が来たって、チビロクジャンボ、Electric Lady Landでの初のワンマンライヴである!昨年はell. FITS ALLなどでワンマンライヴをコンスタントにおこない、今年1月にはCDを全国流通で発売するなど、活動が目に見えて活発になってきた彼ら。その後ドラムのカツオさんの脱退があり足踏みしたかに見えたが、すぐさまサポートを加えた体制で活動を続け、最近は、持ちなおすどころか以前を上回る勢い。その勢いのまま8月のニューアルバム発売、それに伴うツアー、そして来たる10月9日のELLワンマンライヴ!と、これはインタビュークラッシャーの彼らといえどインタビューしないわけにはいかんでしょ!


―というわけで上に書いたようにワンマンに至るまでに紆余曲折があったわけだけど、そのような流れっていうのをまずは聞かせてもらえますか?

Gt.&Vo. かんくん「足踏みっていうか、むしろかっちゃんが抜けてからすごいスピードだよね。止まってなんかいない。僕らのことをよく知っているお客さんたちから見ても『あぁっ』て感じだと思う。足踏み感はないと思うよ。」

Ba. わっつー「(カツオさん脱退の)タイミングがそうだったのかもしれないけど、ちょうどいろんなことが目白押しになってきていて、目に見える動きは多くなってはきた。かっちゃんが抜けちゃって心配してる方々の心配をいい意味で裏切ってるかな。」

―なるほどね。では、そういった目に見える動きが多くなってきている状況にあって、自分達の意識、モチベーション、今のバンドの感触っていうのはどんな感じですか?

わっつー「CDを全国展開するようになったからといって、バンドの環境がガラッと変わったわけでもなくて。なんていうか、踏ん張ることが増えてきている。常に何かに向けて頑張っているようになっている。引き締まってきてるね、(わきばらを指して)このへんとか。」

かんくん「昔は良い曲を作って良い演奏・ライヴをやってって、良くも悪くもそこだけだったんだけど、今はそこにプラスαがある。チビロクの曲、音楽を広めてくっていう意識がある...ライヴの見せ方がわかってきて、今までちぐはぐだったところも、まとまってきてて、楽しいライヴ、喜怒哀楽があるライヴっていうのができてきたかな。で、プラスとしてライヴ以外にもやることがあってっていう感じ。ライヴが全て、音が全て、というわけじゃなくなってきて...その音の周りを含めて音楽だと思うんだけど、そういう周辺部分がしっかりしてきてて...今その辺を発掘しつつって感じで?すごく楽しいときなんだよね?もう9日にはどうなってるかわからんよ?温泉が出ちゃうくらいの?言葉の端々から温泉がね?」

わっつー「誌面に載る時は温泉マークが出てるよね(というわけでハイ→)?」

かんくん「今まで俺らのことを知っている人達っていうのは、『この人がこういうことを言ったらこういう意味なんだな』っていうのがわかってるんだけど、知らない人にとっては、全然わけがわからなくて、距離がすごいじゃんね。その距離っていうのは俺が思っている以上にでかくて。だから、そこをわかりやすく、距離が縮まるように、伝えていくっていう意識があるね。」

わっつー「うん、自分がこういう風にやったら、初めて見てる人達がこういう風に思ってくれるんだな、ていうのがわかってきたね。それが自分達の音楽を広めていくこと、お客さんとキャッチボールをするための近道だったりするよね。」

―そういう意識の変化があって、バンドの調子が上がってきてワンマンに突入するわけですが、今度のワンマンをどう捉えていますか?どんなものにしたいですか?

わっつー「今回CDを出して発売ツアーで各地を回って、そのフィナーレってことでワンマンを迎えるんだけど、これはこれで1つの区切りであるし...初めてELLっていう大きなところでワンマンをやるということで、自分達がいつも立っているステージよりも大きいわけで、単純に動ける範囲も広いし、やれる範囲もいろんなことができるだろうし、見え方だって違うだろうし、ある意味初めてのワンマンみたいなところはあると思う。せっかくそういう広いステージに立ってるところを、たくさんの人に見てもらえるわけだから、ここでちょっと、一皮剥けたチビロクジャンボをお披露目したいな?っていう風に考えています。」

かんくん「良いこと言うわぁ?まぁ、これで終わりってわけじゃなくって通過点だからね、点っていうか点が連なって線になってる中で、たまたまその線がちょっと太いかなぁって感じだよね。」

―では、ワンマン以降はどうやっていこうとかビジョンみたいなものはありますか?

かんくん「こんな感じで続いていくのかな、やってくことはそう変わらないと思うんだよね、規模が大きくなるか小さくなるかってだけで。ライヴを楽しいものにしたいなっちゅうのはある、表情が見えるようなライヴにしていきたいっていう感じ。で、そのクオリティを上げていくっていうことだね。」

わっつー「今は、思いついたこと、『これやってみたらどうだろうっていう』ことがあって、ツアー周って、ライヴがそう期間をおかずにあるから、いろんなことを忘れないうちに試せて、そういうことをやっていくと、今では想像もつかないような姿になっていくんじゃないかな。だから、自分らでもどういう風に成長していくか、何が起きるかはわからない。ただ止まりたくはない。かっちゃんが抜けたときだって、ライヴを止めたりはしなかったし。動き続けることが大事なんだよ。動いてますって言うだけじゃ駄目で、周りからも動いてるのがわかるようにしないとね。」

―最後もビシッと締めてもらいましょう、読者のみんなに一言どうぞ。

わっつー「今までにチビロクジャンボをチラッと見た人、名前だけは知ってる人、よく知ってる人、様々な人がいると思いますが、10/9のワンマンライヴっていうのは、これから進化していくチビロクジャンボの途中経過が見れると思う。僕らの集大成というか今の僕らをバーンと見せるんで、初めての方も久しぶりの方もいつも見てくれる方も是非見に来てください!」 か「感激の涙で言葉が出ないね?」

今までにない真面目かつ熱の入ったインタビューで、ワンマンライヴに向かうバンドのあらゆる面での充実ぶりが感じとれるのではないでしょうか?進化し続ける彼らの勇姿を見逃すな!全国主要レコード店で発売中の『ときめく!ブリキのサーカス団』を聴きまくって10/9(土)はElectric Lady LandへGo!

インフォメーション
 

ブリキのパレード
〜ときめきフィナーレ〜
チビロクジャンボ guest:ザ☆キャバレー

10月9日(土)@ElectricLadyLand
open18:30 start19:00
前売\2,000 当日\2,500(Without Drink)
Ticket Now on Sale!!

 

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