チビロクジャンボ+SAMEGAME対談

photo夏真っ盛りの8月、CD発売&主催イベントを行なう2バンド、SAMEGAMEとチビロクジャンボ。現在の名古屋のインディーズシーンを担う彼らを対談させてしまおうではないか!と思ったまでは良かったのですが…すいません、見事にトークが噛み合いませんでした、ハイ。独自の路線をどこまでもゆくチビロクを相手に、暑苦しいくらい熱のこもった語りを繰り出すSAMEGAME。しつこいようですが8月にCD発売&イベントをやる2バンドの対談ですからね、それを常に念頭において読んで下さい!


―今回は両バンドとも8月にCD発売で、なおかつイベントをやる、という共通点があることで強引にここに呼ばれたわけですが。

ワッツー 「えー、チビロクジャンボ、8月4日にミニアルバム『ときめく!ブリキのサーカス団』(¥1680)を全国一斉発売します。ライブは8月7日です。『俺たちの花園〜名古屋大サーカス〜』というサーカスをします。」

志水 「僕らは8月27日、金曜日に初イベント、ファーストアルバム『青春のページ』発売記念イベント『ハジマリハリマジハ』をやります。アルバムは13曲入り¥2000。8月15日、栄もちの木広場での野外ライブの日に先行発売です。」

―(長い沈黙)…さて、どうしたものですかね。

志水 「あ、あの、ライブのコンセプトなどお話ししようかと…」

(一同ホッとして)「おっ!いいねー!」

photo志水 「イベントタイトルが『ハジマリハリマジハ』という逆さ言葉なんですが、とにかくハジマリって言葉をつけたかったんです。ここがスタート地点だよ、ここから僕たちはまた進んでいくよ、そういうものにしたかったんです。3年間やってきて、やっと最近自分たちの表現したいものが分かってきて、そこからまた1歩違う自分たちをみんなに伝えていくライブにしたいんで、このようなタイトルにしました。」


―表現したいもの」とは具体的には?

志水 「僕たちの中に元々あったものなんですけど、それをどう表現したらいいか分かってきました。無理に作らずにできるようになったなと。例えば拍手、ただ義務的にやってもらうだけなのか、本当にしてほしいと思うのか、それだけでも違いますよね。僕がカン君のこと『好き』って言えばそれは嘘だよね?」

カン 「はあ」

志水 「嘘と本当の好きは違う!そんな感じで本当に自分たちのやりたいことが分かってきました。」

―なるほど、そういう点に関してはチビロクは先輩ですよね?

ワッツー 「そうですね」

カン 「SAMEGAMEはよく考えてるんだな、と(笑)。」

ワッツー 「僕らはね、今までやりたいことばっかりやってきたんだけれども、やっとそれがお客さんと共有できるようになってきたかなと思います。聴いてる人、観てる人と一緒にできる僕らのやりたいことを「これかな?これかな?」ってやっているうちに掴めてきたかなっていう感じです。イベントタイトルについては、色んな感じの曲がある僕らに、サーカスという言葉がピタッときまして。象が出てきたり、虎が出てきたり、ピエロが出てきたり、色んな演目があるわけじゃないですか、なのでイベント出演者も個性派揃いで。」

カン 「本当に色んなバンドが出るんですが、お互いに交流のある仲間で、最後にはイベントとしていい感じになるのは間違いない!」

―SAMEGAMEのイベントは3バンドなんですね?

志水 「そうですね。1回もタイバンしてないバンドとやりたい、より多くの、僕たちを知らない人たちに観てもらいたい、ということで決めました。もちろん全く知らないという訳ではなくて、音は近い感じですよ。」

―てゆうか河俣くんは全然喋ってないんだけど。

河俣 「や、あのクールキャラでお願いします。」

―(それってここでは全く意味がないんだけど…)では最後に、オオスプレス読者の皆さんにメッセージを。

photoワッツー 「8月7日は大須にね、この夏最大のね、サーカス団が舞い降りるので…」

カン 「『舞い降りる』ってなんだよ、『やってくるだろ』!」

ワッツー 「やってくるんで、ぜひ楽しみにして頂きたい。汗かくのでタオルを持って…いきます、僕は。」

志水 「本当に、これからどんどん活動の場を広げてがんばっていく僕たちのハジマリにしたいですね。」

―えー、何度でも言わせて頂きますが、今年8月チビロクジャンボ、SAMEGAMEが8月にCD発売&イベントを行ないます!無理のある対談ではありましたが彼らのCD、イベントへ向けての思いはクドいくらいに伝わったのでは?えっ!よく分からない?では、今月号のDISC GUIDE、ライブインフォメーションをよーくご覧ください、ハイ。
決してフォローではありませんが、チビロクジャンボは新譜を全国流通に、そしてSAMEGAMEは地元小牧での街ぐるみの活動で邁進中と、より多くの人に彼らの音楽を聴かせるべく日夜精進を続けているのであります!白鳥も水面下では激しく水掻きしてるのであります!!そんな彼らの愛と努力の結晶、NewCDとイベントをどうぞよろしく。


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