photo

photoそう、この日のイベントは今さらゴタゴタ言うまでもなく、フラワーカンパニーズとそのボーカルである鈴木圭介の生誕を祝うまさにお祭り。そしてそんな記念すべき祝いの席にご臨席を賜りましたのは…兼ねてより親交深い2組。とくればもちろんとっくに気心の知れた仲な訳でして、まずメンツを見ただけで「通な人」なら面白いことが起こりそうな予感がぷんぷんしちゃうわけですよ。ということで会場にはそんな「通な人」が我先にと詰め掛け開演前からぎゅうぎゅう詰め、そしてみんな一様にワクワクしている様子。ま、でもたぶん一番ワクワクしてたのは、イベント冒頭いそいそと主役自ら出てきて前説を務め「今日ここにきてる誰よりも俺が一番楽しみにしてました!」と叫んでいた圭介氏だったとは思うんですが(笑)

photo

トップバッターのうつみようこ、2番目の斉藤和義に続いてステージに登場したのは、もちろんフラカン。

photo

しかもメンバー全員それまでの2つのライブですっかりテンションが上がってしまっていたのか、一曲目の『アイ・アム・バーニング』から飛ばす飛ばす。まだ出てきたばっかりなのに倒れそうなくらい顔を真っ赤にして圭介は歌ってるし、グレートマエカワも早くもステージを端から端までやたらと走り回り、竹安はすごい勢いで右手をギターに振り下ろしガシッとしたリフを響かせ、ミスター小西のドラムものっけから髪を振り乱してパワー全開といった感じ。そしてその勢いのまま『最高の夏』や『NUDE CORE ROCK'N'ROLL』『冬のにおい』なんかを一気にたたみかけ、客席は「待ってました!」とばかりに盛り上がる。

photo

ここでしばし小休止。少々舞い上がり気味で妙なテンションの圭介とそれにつっこむグレートマエカワによるやたら長いMC(途中、圭介によるベタ褒めのメンバー紹介含む)で会場がすっかり和みモードになったとこで、新曲で15周年のツアー用に作られたツアーソング『深夜高速』とゲストにYOKOLOCOの奥野真哉(アコーディオン)を迎えた『東京タワー』が演奏される。どちらも先ほどまでの雰囲気とは打って変ってせつないコード感のしんみりした曲で、それだけにかえってメロディのよさや真摯な歌詞が心に響いてくる感じがする。

photo

その後、ふたたびノリのいい思わず暴れだしたくなるような曲が続き、誰かさんがあっさり曲順を間違うという(誰が間違えたか皆さんわかりましたよね?笑)ハプニングのお陰で予定してたセットリストになかった『俺たちハタチ族』を聴けるなんていうオマケがあったりしつつ、本編終了…。と思いきや、もちろんこれで終わるわけはございません。

photo

アンコールをはさみ、本日のお楽しみ企画に突入!幕前で披露されたかなりのレアユニット「圭介&ようこ」「圭介&斉藤」のそれぞれの味の出たトーク&演奏、出演者総出演(なんと!ミスター小西とクハラカズユキによる圧巻のツインドラム!)の豪華セッションタイムで演奏されたのは『裸の大将』『春色の道』『ホップ ステップ ヤング』そして最後は圭介が世界で一番大好きな曲『スタンドバイミー』で締めくくり。

photo

今日は最初から最後までステージの上もお客さんもみんなホント楽しそうで、フラカンの歌詞じゃないけどこんな「お祭り騒ぎが死ぬまで続けば最高なんだよなぁ…」そんな風に思った夜でありました。

photo
インフォメーション
 

フラカン、次はワンマンだ!
7月18日(日) @ell.FITSALL
open17:30 start18:00 前売\3000当日\3500(without drink)
Ticket Now on Sale!!

 

copyright