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hockeyが主催するイベント"Three Hours Recovery"、8月26日に第4回目を迎えます。ヤリっ放しで自然消滅する自主イベントが多い中、回を重ねるごとにコツコツと「良いイベント」を積み上げてきた彼らを今回はクローズアップします。 −まずね、4回も続くってけっこうすごいことだよね。 「ありがとうございます」 −イベントやります!て最初は勢い良く立ち上げても、だんだんトーンダウンしていったり、自然消滅しちゃったりするイベントが多い中、がんばってるよね。 「この前、友達のバンドとお互いのイベントの話をしている時に『だんだんイベントらしくなってくるね』って言われて、すごい嬉しかったんですよ。最初のうちは自分達でやろうと思っても分からないことばかりだから、みんなに助けてもらったりしてたんだけど、自分達で確実に動ける何かが出来てきましたね。イベントを観て出たいって言ってくれるバンドが増えてきたり、お客さんのアンケートの反応や、毎回出してるオムニバスCDを楽しみにしててくれる人も多くて、やってきてよかったなって思いますね。」 −確かにだんだんイベントらしくなってきたね、出るバンドの系統とか。最初はほら、けっこうバラバラだったじゃん(笑)。 「それはそれで、その時の私達の姿だったなって思うから、全然いいんだけど、見えてきたものがあるっていうのは嬉しいですね。イベントというからには最初から最後まですべての人に観ていってほしいし、そうさせる何かがなければいけないっていうのが常にイベントの課題でもあるんですが、なかなか難しいですね。単純に他のバンドのメンバーが飛び入りして1曲やるとか、みんなで最後にセッションすればいいのかっていったら、そうでもないと思うし。 −なるほど。grass hockey、強く出し切れてないんだ? 「それがすごく難しくて・・・コレだぜ!って決めてかかるのも変でしょ?最近は出てきたものを妥協せずにやりたいなって思うようになってきました。やっぱり歌、だと私は思うんですよ。これまではそこを譲っていたところがあって・・・ボーカルだけ目立ってもバンドっぽくない、みたいな。でもバンドとして、一番お客さんに届き易いのが歌なんだし、それがやれるなら信じてやってみればいい、それが一本芯が通った個性になればいいって思います。 −確かに友香さんも逞しくなった気がする(笑)。ではイベントの方に話を戻して・・・今回のVol.4の中身をちょっと教えて。 「今回も、お客さんに楽しんで帰ってもらいたいっていうのがあるから、まずは自分達が楽しまなくっちゃ、と思ってます。共演するSecret
Oceanはけっこう活動暦もあってちょっとカントリーな雰囲気もあるかっこいいバンド。スクラッチはもうさわやか!としか言いようがないです(笑)。GRiPはずっと呼べたらいいなー、って思ってたので出演してもらえるなんて、もう嬉しすぎる!3ピースのカッコいいバンドです。 −では、最後にイベントに向けての意気込みを。 「自分がまず楽しくないとね。私達も精一杯楽しむのでお客さんもぜひ楽しんで帰ってください。みんなが楽しんでいるのが一瞬で分かるような会場の雰囲気をつくれるようにがんばります。」 自分が楽しいこと、お客さんが楽しいこと、そして良いと思ったことを妥協せずにやること、友香さんの言うような、そんなシンプルなことが一番難しいんですよね。頭では分かってても実現できない、そんな人も多いんじゃないかな。イベントとして、そしてgrass hockeyの音楽として、「シンプルに良いもの」に挑むThree Hours Recovery、まさにシンプル・イズ・ベスト、なライブをあなたの目と耳で確かめてください。 |
8月26日(火) "Three Hours Recovery" 出演:grass hockey/GRiP/Secret Ocean/スクラッチ open18:30 start19:00 ad\2000 day\2500 (without drink) Ticket Now on Sale!! |
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