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来る8月31日、人間椅子、Gargoyle、電脳オブラアトというまるで厳しい残暑の午後2時、といった感じの濃ゆく暑い、いや熱い面々によって繰り広げられるライブショウ｢ダダイスト宣言｣。"伝統形式の一切を否定する芸術上の運動"という意味をもつ言葉｢ダダイズム｣より人間椅子和嶋氏が採択したこのタイトルの通り、ジャンル、世代、容姿(？)といった要素で分類化された現在の「音楽」(と思われているもの)を粉々にするで夜になるでしょう。 その｢ダダ｣な面々よりライブへ向けてのコメントを頂きました。（このコメントの時点ですでにそれぞれにダダイスト節が相当炸裂してます！）超強力な個性を持つ3バンドによる｢ダダイスト宣言｣。皆さんお見逃しなきようお願いいたします！
一九二一年のセーヌ河には、シュールレアリスト共に撲殺されたダダの安楽椅子が浮かんでいた。フランシーヌの場合はあまりにもお馬鹿さんだったため、セーヌ河の支流が荒川であることなど知る由もなかったが、無産階級の人々は、そもそもダダは生まれてすらいなかったことは勿論、タマちゃんが海に帰ろうともしない因果律を、早ひとり合点し始めている。ダダによれば、芸術とは復讐とインポテンツの重婚であり、表現とは越中褌と冗談のサナトリウムに過ぎない。昭和とは、さくらと一郎の枯れすすきである。その半ば吃音気味に謳われるオノマトペにほだされ、暫時ゴスロリも町一番の正直者に、揺るぎない惻隠と裏切りとを働くだろう。赤が黒であることにようやく頓着せずとも済む頃、それは新宿の地下道に維摩経が腐り果てるのと同時刻ではないが、さめざめとダダは顔を洗い出すのだ。 人間椅子 和嶋慎治
名古屋・大阪・東京という3大都市で夏の終わりに開催されるこのイベント。ざっとメンツを見渡しても一癖も二癖もあるバンドばかり。今年で16周年を迎えるGargoyleとしては今まで交わりそうでいて、あまり接点の無かった（以前一度イベントで御一緒したくらいか!?）『人間椅子』さんをはじめ、この個性的なバンド達との共演によって「何が産まれるか」そして「何処に繋がって行くのか」に非常に興味がある。もちろんそれぞれのバンドの創り出す音は違うし歩んで来た道、目指す道もまた違う。だがここでは「このイベントの色」というものが創り出せる様な気がしているし、その可能性を秘めていると確信してもいる。観に来た観客とこの日のメンバーで、この日この場でしか味わえ無い素晴らしい空間を創りあげたい！
Gargoyle TOSHI
denno:oblaatです。今回、両バンドとも高校時代に聴いていた大御所バンド２組と共演する事が出来て嬉しい反面、凄まじく不安な俺達でなんです(笑)ウチ等としても今回「ＫＧＢ」という素敵ングなミニアルバムをリリースして、ツアーを周っている最中なんで各地方でライブの場数を踏み日々精進し、今回の名古屋のライブでは
かんなりの勢いでブチかましつつドライでスタイリッシュな、ロック魂を炸裂させて頂こうと思ってる次第っす。イェア！茹だる暑さの中、ダイエットも兼ねて俺達とナイスでエキサイトな夜を過ごしましょうぜ〜！Ｉ
ＬＯＶＥ ＹＯＵ ＯＫ？ ダダイスト宣言 東名阪ツアー
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