今月の新人紹介は4ピースのロックサウンドにDJのスクラッチやサンプラー音によるアクセントが特徴的なRED BALLOONだ。熱く激しい曲からゆったりとした曲の中で力強くて聴き手を優しく包み込むようなメロウな歌声、そして曲に多様な表情をつけるDJと彼らのサウンドは実にユニーク。様々なジャンルを貪欲に吸収した彼らの音楽は、まさにロックだ。バンドの中心的存在のVo&GtムラヤコウジとDJヨシカワエイジさんの2人にインタビューしてみた。 ―まずはメンバー紹介、そして出会いを教えてください。 ムラヤ 僕がムラヤコウジでGt&Voです。 −みじん切りからスクラッチへですか!? ヨシカワ 僕はこう、料理人やってるときからリズム刻んでましたからね(笑)。 −バンドの音楽性・ジャンルは? ヨシカワ ジャンル的にはロックを底辺に笑いあり涙あり感動あり!まあメロディがうちらは重視なんで、いろいろ激しいのもあるし、ほんと静かな曲もあるし、おしゃれな感覚でロックやってる感じ。だけどメロは切なくみたいな。メンバーそれぞれだと、僕はアメリカのロックだったりストリート系なんかが好きで、ムラヤはファンクやブルースやポップス全般も好きだし、何でも好きで、他の人たちはもうジャズとかフュージョンが好きなんですよね。だから何かこう、本当にやりたいことをまとめたっていう感じですね。それがどういう風に聴こえてるかっていうのはお客さんが自分なりに感じて欲しいなと思うんですけど。 −曲を作る時はどういう風に仕上がるかは余り考えずに? ムラヤ いや、一応僕が作るときに全部浮かぶんですよ。でテ−マは速い曲とか、その中でJAZZYにしようとか言ってメンバーにいろいろ考えてきてもらう、ていうノリで。DJだったらSE入れてもらったり。 −DJが特徴的ですよね。DJを使ってやろうというのは? ムラヤ ヨシカワが前はミクスチャーバンドやってたんですよ。そこで彼がDJに結構興味があって、で僕も自分がやりたかったんです。サンプラーっていろんな音が出るじゃないですか。せこいといえばせこいけど、楽しい楽器じゃないですか。3ピース4ピースのバンドも勢いがあっていいんだけど、何かもっと世界観出るんじゃないか、例えばDJのサンプラーの効果音的なものでも歌詞とシンクロすればすげーかっこいいのになるんじゃないかなと思って。結構僕的には、DJはこのバンドにはなくてはならないポジションですね。 −ライブではどうですか? ムラヤ とりあえずはお客さんに純粋に楽しんで帰ってもらいたい。来て良かったと思って帰ってくれたら、僕らも幸せだし。
お客さんみんな「楽しかったなぁ、RED BALLOONほんと良かったよ、楽しかったよ」て、また来てくれれば嬉しいっすね。 −「元気になった」ていうのはいいですよね。最後に今後の目標は? ムラヤ いろんな人に僕らの音を聞いてもらいたい。ライブに来なくてもいいというのはうそだけど、とりあえずは聞いてもらいたいていうのがありますね、どんな形でも。それで共感してくれる人がいれば集まってきて欲しいし。それからワンマンライブやりたいですね。いろんな曲があるけど最近やってない曲もあるし、だからワンマンでゆっくりとやりたいですね。好きだって言ってくれる人も増えてるし、もうちょい頑張ってやろうって感じですね。 次回ライブへの意気込みとして、「僕らの音を100%お客さんにぶつけたい!RED BALLOONいいじゃんって絶対言わせたい!」と熱く語ってくれたお2人。音楽にかける情熱と、お客さんに楽しんでもらいたいという温かさが元気を与えてくれるのだろう。見る人の元気が僕らの幸せだという彼らの温かい人柄と音楽を、ぜひライブに来て感じとって欲しい。 |
RED BALLOONの次回ライブは… 10月16日(水)@ell.FITSALL with COSMOGRAPH、SOUL LED BURNS open18:30 start19:00 前売\2000 当日\2500(without drink) Ticket Now on Sale!! |
||