どうも。フラワーカンパニーズのボーカル担当鈴木圭介です。普段は竹安堅一がやってるこのコーナー、テーマは「食」。竹安堅一といえばフラカン一の料理好き＆美食家で有名である。機材車の中で彼が読んでいる本といえば、料理のレシピ本かヤングマガジンしかない。リハーサルの後、ギターを肩に担いだまま八百屋さんで野菜を手にしている姿を何度見たことか！はっきりいって彼はギターよりも包丁が似合う！今、包丁の形をしたギターを業者に特注しているという噂も聞いた。その内ギターソロの代わりに鯖でもさばくかもしれない。そんな姿をE.L.Lのステージで拝める日も決して遠くはないだろう。

　おっと、竹安の話はこれぐらいにして自分の話をしないと。「食」についてだった。

　竹安ほどではないが、実は僕も料理を作る。ちゃんと米を研いだり、フライパンを振ったりするのだ。メニューは一種類。野菜炒めのみである。自炊を始めて約一年になるが、メニューはこれだけ。一週間の内、５日間ぐらい自炊をして、残りの２日間は吉野家ですますのだが、自炊を始める前は一週間オール吉野家という時もたびたびあった。毎日同じ吉野家だとあまりににも恥ずかしいのでわざわざ隣町の吉野家まで食べに行っていた時もある。これだけ食べ続けてもまったく飽きないんだから吉野家の牛丼って本当に素晴らしいよね！

　そしてそんな牛丼に負けず劣らず素晴らしいのが鈴木圭介流野菜炒めだ。一年間メニューが一つしかなかったというのは、この一つに全く飽きなかったという事。何度食べても飽きないこの魔法の料理、ただ野菜を切って、塩コショウでお終いという適当なものではない。意外にこだわっているのだ。まず味つけは麺つゆ。（これは料理王、竹安のアドバイス）さらに料理酒と生姜のすった奴を入れ、仕上げはブラックペッパー。はっきりいったその辺の定食屋の野菜炒めより数倍うまいぜ！さらに日によって卵を入れたり、豚のバラ肉をベーコンに代えたり、そのまま麺を入れて焼キソバにしたりする工夫も忘れない。
　断言しよう！俺はもうこの先一生、吉野家の牛丼と鈴木流野菜炒めさえあれば生きていける！他には何もいらない！ホントだぜ！