NEW FACE
ララペス

photo今月の芸人、いや新人紹介は芸人に憧れるアーティスト、ララペスを紹介。
初めて彼らのライブを見た時、吉幾三のBGMの中、両手を高く上げ手の甲を見せながらの登場だった。
メンバーは小ネタをたまに出すストレートな歌い手B.Voヨシクニさん、謎な動きをしつつ、バラードでは聞かせるG.Vo永井さん、謎な動きをしつつ、耳に残るフレーズを弾くG.Backing Voのたもつさんと、笑顔でドラムを叩くモノマネ上手なマティさんの4人編成で、一人一人が濃くて謎が多い。でも曲がいざ始まると、ストレートで力強い歌声のヨシクニさんに対し、アレンジ豊かで聞き入ってしまう永井さんの声が、不思議に合っていて飲み込まれる。今日はリーダーのたもつさん(Gr.Backing Vo)にララペスの謎についてインタビューしてみました!

−まずは結成のきっかけを教えて下さい。

たもつ:僕と永井君(G.Vo)が前にやっていたバンド(みなみ)を解散して、同時期にヨシクニ(Vo.B)のバンド(スペシャルフレイバー)も解散してたんですよ。僕はヨシクニと一緒にバンドをやりたいっていうのがあったんですね。でも当時ドラムだった永井君が、昔からボーカルとして歌いたいって言ってて「たもっちゃん、僕とバンド組もう!」って言われたんですよ。どちらに付こうか悩んで最終的に永井君ともヨシクニともやりたい!!てなって、今のツインボーカルの形になったんです。で最後にDr.Choのマティがはいって。
あ、僕達一応ララペスっていうのは4人がララペスじゃなくて、『ララペスさん』ていうのがいその『ララペスさん』がこうたまたま4人を集めて、作詞・作曲も『ララペスさん』が曲を提供してくれてるって設定で(笑)。ま、ぶっちゃけ言うと、Dr以外のフロント3人が作詞作曲してます。

−お告げがあった、と(笑)。

たもつ:そうそう、お告げ。っていうとへんな風なバンドみたいだけど(笑)。
ララペスって意味はないんですけど、意味がないところに意味がある、と。なんでもいいんですよ、あなたの感じるそのものが、ララペス!(?)

−ライブ中謎な動きが多いですよね、特に意味とかあるんですか?”ララペスポーズ”とか。

たもつ:ララペスポーズはですね、ヨシクニの家のTVが壊れてて画面上半分が折り返しで映るんですよ。で、昼時に”いいとも”を兄と見てたらタモさんがバンザーイ!てしてたのが、ちょうど手首が折りかえしにポッキリ映って、手の甲を見せるみたいになってたらしく、これつかおう!!っていのがきっかけです。あと、最近人のライブをメンバーと見に行ったんですけど、ステージ上でボーカルとギターがヒソヒソ話してる場面てあるじゃなですか。それがカッコいい!!って話になって。そのライブ見て以後のライブでは僕と永井君は何も喋ってないのにヒソヒソ話している”しぐさ”をしています。目標ジャンルは”芸人POP”!!僕達芸人に憧れるアーティストなんですよ。お笑い芸人に『ララペス面白い、くやしい!』って言われたことあります。

−今後の活動予定と目標を教えてください。

たもつ:5月の21日に僕達のファーストミニアルバム「ひたすらあるいた」のレコ発、ララペス主催のイベント、その名も”勢い”!ということでララペスを含め他4バンドを集めてell.FITS ALLでやっちゃいます!アルバムの出来は・・・今までとちょっと違うカッコイイ、”おっ!”って言うのは感じてもらえると思う。つねに先を先をみるようなアーティストになりたいもんで。とりあえずライブに来い!と。2002年に本腰をかなり入れてて、このCDを出した後のララペスはもっと期待してほしい。(間をおいて)・・喋りもね。

−最後にライブに来てくれるファンに一言!

たもつ:『プイプイっ』と。

いろいろぶっちゃけ話してくれたたもつさん、そしてまさにイベント名そのもの”勢い”のあるララペス。一度聞いただけなのに、ふと気付くと口ずさんでしまう乗りやすい歌詞としっとり聞き入る切ないバラード。そしてなによりバンドと共に観る側も楽しめるライブと個性あるメンバーのよさは、ライブに来て始めてわかる。とりあえず5月のイベントに来てみて!バンドも見る側も楽しめるライブなはず。


インフォメーション
  5/21(火)“勢い”(ララペス1stCD発売記念イベント)
with Jumping Off Place/Cynical/Yo-Ryo

open: 18:30 start: 19:00 ad:\2000 day\2500(without drink)
Ticket Now On Sale!

 
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