フラカン 竹安の俺流

image せっかちな春のおとずれにせき立てられてせわしない今日この頃ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。前回はラーメンに挑戦してがんばりすぎてしまったのでぐーたら過ごすのが大好きな俺が愛してやまない超お手軽レシピでいきたいと思います。


 バンドのスタッフに高松出身のうどんキチガイのおじさんがいるんですがそのおっさんと大阪でも本場のさぬきうどんが食える川福といううどん屋に行った時のこと、おっさんと店主の熱いうどん談義の中「加ト吉の冷凍うどんはあなどれない」との会話を耳にしてから俺はそれ以来加ト吉の冷凍うどん一筋なのです。たしかに風味、こし、太さ共にに本場のそれを充分感じさせてくれます。そして何よりうれしいのがゆで時間が一分。解凍するだけですから。今回紹介するのはこの冷凍うどんを使って出かけるまでに20分しかないけど何か食っていきたい時の俺流うどんメニューです。

photo<タイ屋台風うどん>
 煮干しでとっただしに鶏ガラスープの素を入れる。ガラスープの素は塩も入ってるのでしょっぱくならない様にに加減して入れる。ナンプラーと塩少々で味を整える。うどんをゆで水でよく洗ってぬめりをとる。ぬめりをとらないとスープが濁るし味もしゃっきりしない。水で洗ったうどんをスープの鍋に入れあっためる程度に煮る。小ねぎをきざんだのを入れコショーをふる。(俺流はたっぷり)かつをだしの普通のうどんも大好きだが鶏のスープと煮干しのとり合わせはラーメンにも通ずるものがあって楽しめる。ナンプラーは旨味たっぷりなので少量入るだけであっさりとしたスープにも一本味が立つ。ソーメンでやってもうまいかも。

<もっちりしょう油ぶっかけうどん>
 うどんをゆでてそれを通常は水でよく洗ってねばりをとると供にめんをしめてこしを出す作業をするのですが、ここではあえてその作業をせずにうどんのねっとり、もっちり感を大事にしたいと思います。そのねっとり、もっちりのうどんをぼてっとどんぶりに移しかつを節をのせしょう油を回しかけてあったかいうちにがっつきます。うどんを洗わないことでうどんのむせかえるようないい匂いがむわっと広がります。うどんの官能的なもっちり感としょう油の香ばしい香り。こんなに簡単なのにうどんの食い方として一番じゃないかという程う・ま・い・です。大根おろしを入れると汁気が増してさらりと食べられてそれはそれでとてもうまいです。卵の黄身を器に落としといてその上にゆで上がったあつあつうどんをのせてしばらくしてかき回すと卵が半熟な感じになってうどんにからみつき黄色くなったうどんをじゅるじゅるとやるのもかなりいいです。なにしろ超簡単なのでありがたい食べ方です。

photo<バターしょう油焼きうどん>
 フライパンにバターを落としてゆでて水でしめたうどんを投入。強火で一気にうどんをほぐしながら炒めます。そして鍋肌にしょう油をまわし入れうどんにからめていきます。この時焦げない様に、でも少しは焦がすのがみそです。しょう油とバターの香りがたまりません。最後にかいわれと大葉をきざんだのをばっと入れ一まぜしたら出来上がり。バターとしょう油の黄金の組み合わせにもち上げられたうどんがここでもやはり主役です。

 どうでしょう。こんな風にうどんの楽ちんな楽しみ方を考えていくと毎日の昼飯に強い味方になるのではないでしょうか。
困った時のうどん頼み。いや〜うどんって本トうまいですよね〜。


インフォメーション
  4月中旬よりフラカンのホームページが移転します。
http://www.flowercompanyz.com/
フラワーカンパニーズ 次回のライブは
6/10(月)@Electric Lady Land
with In the Soup

4/26 Ticket on Sale!
 

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