Theドーナツ

今回の新人紹介は、Theドーナツをピックアップしました。皆さんは、「ドーナツ」と聞いて想像するのは、やっぱり甘くて美味しい、あのリングのお菓子を頭に浮かべるハズ。そんな、親しみのあるネーミングをバンド名にしちゃうわけだからこれを読んで、一層皆さんとの関係も近くなるでしょう。今回は、TheドーナツのVoしげきさんにインタビューしてみました。

Theドーナツは５人組のバンドです。バンド構成は、ツインVo、Gt、Ba、Drという形で、ハーモニーを生かした歌がメイン。サウンドはPOPSからヘヴィーなもの、フォークまでありジャンルが広いのが特徴。なぜかというとVoのしげき、あつみは、フォークで、Gtりうたはロック色が強くて、Ba福はファンク、Drかいとうはジャズ出身というなんかそれぞれ違う志向の人達が集まっているからで、それぞれが自分の持ち味を生かしつつ、１つ１つが混ざり合ってTheドーナツのサウンドが出来上がるんです。

☆バンド名の由来を教えてください。私的に、ドーナツが好きなもんで。やっぱりそのところが気になりまして…。

僕達のバンド名は、大文字のＴからはじまるんですけど、ビートルズからきています。広告のPOPにしてもそうですけど頭に残らないものが多いから、分かり易くて親しみやすく、かつインパクトの強いものをと思ったんですよ。そこで、最初に考えついたのが「ミスタードーナツ」。「みなさ〜ん、ドーナツいかが？」みたいな感じでね（笑）。でも、ミスターじゃやばいから、Theにしましょうってことなったんですよ。

僕達は、長い間同じメンバーでやってきたわけでなく、メンチェンしつつ今に至ります。Vo の僕ともう一人のVOのあつみ君とは、藤が丘で弾き語りをやっていたときに出会ったんですけど、実は、僕があつみ君を逆ナンしたんです。彼のヴォイスに惹かれたのもあるし、なんかかっこいいなーって感じたから声をかけました。

弾き語りは、全てが自由で気楽です。でも、自分の求めている音にも限界があったりする。楽さ、気楽さでは良い面もあるけれど、メリハリやアレンジとかで自分の描きたいものができないことがある。バンドのいいところは、５人が音楽のことでぶつかり合うこともあるけれど、ビシッと音が重なり合ったときの感動をみんなで共有できるところがいいなと思う。ライブをやってて、お客さんと盛り上がったりできることが特に嬉しいし、感動しますね。まあ、こける時もあるけど。

他のメンバーとは、メンバー募集で集まったんですけど、同じ目的を持った人達が集まり、まるで７人の侍みたいだなーって。本当に今は、メンバーにも恵まれているから、力をいれて活動できるなと思います。目標は、メジャーデビューです。僕達の音楽が、認められたい、評価されたい。CDショップに、CDがたくさん並んだり、テレビＣＭに起用されたり、ラジオで曲が流れたり。これは欲なのかなあ？でも、好きなことが職業になればベストですね。

☆いつも楽しいこと考えてそうなしげきさん、Theドーナツの今後の予定を教えてください。

４月１８日にドーナツ主催のイベント「プラットフォーム」をやります。いろんなバンドが、いろんな志を持っていろんな方向に向かっている。そういうのを駅のプラットフォームに例えたんですけど、電車っていろいろな種類があるじゃないですか、特急とか普通とか新幹線とか。でも、いったんはどの電車も駅に集まって、時間がくるとまた様々な方向へ行く。そういうのと一緒で、４月１８日は夢を同じくした人達が、プラットフォームに集まって一緒に1つのものを作りあい、次はまた、様々な方向へ進んでいこうみたいな、夢のあるイベントなんですよ。だけど、ただ集まるだけじゃなくて温かみのあるようなイベントにしたいので楽しい企画を考え中です。

一緒にやるバンドは、ララペス、THE WEL-CHAMELEON、Over Age Club、そして僕達The ドーナツです。僕達の歌とか歌詞を聞いてみなさんの気持ちが少しでも温かくなれたらな、そう思います。そして、３月１２日に発売した（する？）「ドナドナ」もいい曲がたくさん詰め込まれています。このCDもきいて、ライブに来て心をさらにポカポカにしてください。The ドーナツが何処よりも先に、春を届けます。

私の質問をするやいなや、即答してくれたしげきさん。とってもびっくりしました。自分達のバンドのことを「幕の内弁当みたいなバンドです。」ってすごく美味しいそうだなって感じたのは、私だけでしょうか？「みんな、この音はどう？こんな感じ素敵じゃない？」音を試食してもらうかのようにどんどんと提案していく。すごく面白いと思いませんか？皆さんも是非、食してみてはいかがでしょう？４月１８日のイベントに足を運んでみて下さいね。