2001 May NO.107

NEW FACE
Jumping Off Place

今回の新人紹介は、ドラムのクマガイ ゴロウさん(以下ゴロー)、ベースのヒライワ ジュンイチさん(以下ジュン)、ギターボーカルのタニグチ ユキヒロさん(以下ユキ)の3人構成のバンドで頑張っているJumping Off Placeの魅力に迫ってみました。

―どうして、Jumping Off Placeというバンド名にしたの?

ユキ:高校の時、英和辞典をパッと開いたときに、ちょうど良い言葉に出会ったんです。長いのでJ.O.Pと短くしてみんなに覚えてもらうのもいいなと思ったし、「出発点」という意味がそのときの僕らに合っているなと思いつけました。お客さんには、短い名前で知られてはいるけど、実はそういう意味が込められているのです。

―じゃあ3人は、高校の時に知り合ったんだ。

ユキ:はい。3人とも、高校の時の同級生なんですよ。学校祭で続けていたバンドは、3年で解散したんです。その後、ベースとは一緒に続けていたんですが、ドラムができるというゴローに声をかけ今までに至るわけです。僕たちのバンドは、ROCKというよりPOPに近いという感じかな?曲作りは、家の庭先とか、近くの公園でしますね。
ゴロー:俺は、お風呂の時とかかな。好きなアーティストは特にいないけど心に感じた人は聞きますね。あっ!俺、どうしても伝えたいことがある!
(突然、ユキ発言)
ユキ:僕たちが、豊田ミュージックバトルに出た時のことなんですが、審査員の席にエルの社長さんがいらっしゃって、最後のコメントの時に
「どんどんライブをやりなさい。もし、ライブハウスが決まっていなかったらうちでやってみない?」
と誘ってくれたことに感動しました。
ジュンゴロー:そのときの僕たちは、ライブハウスを転々としていたので誘ってもらったのは嬉しかった。

―そうかー。エルとの出会いはそこから始まったわけだね。他に活動していることはないの?

ジュン:栄もちの木の方には、出ました。僕たちの事をまだ知らない人はいると思うけれど、立ち止まって耳を傾けてくれました。路上で演奏していると人の温かさを感じますね。

―じゃあ最後に、ライブにきてくださるお客さんにメッセージをお願いします!

ユキ:J.O.Pとしては、聞いた人が共感できるような音楽を伝えたいです。自分もそうやって音楽というものを感じてきたから。そして、将来は、1階のエルの方で演奏できるように頑張りたいです。
ゴロー:そうだね。俺らが心を動かせるような音を伝えていきたいね。
ユキ:だから、是非みなさん1回は、ライブにきてください。今度は5月10日に、ell. FITSALLの方でをやります。

インタビューをして感じたのは、まだ若いバンドだけど、以外にも出会った人をすごく大切にするバンドであるということ。きっと、今後の活動の中でいろいろな人に出会いながら彼らのバンドが成長するのだと思います。そして、私自身、ライブで聞いた、「全ての者に捧げる歌」の中で、『何かの答えを見つけたら、離さずにポケットに詰め込んで、この手で何かをはじめよう』というフレーズに心打たれました。皆さんも是非一度ライブへいってみて熱い何かをつかんでください。

information
5/10(thu) Jumping Off Place @ell.FITSALL
with ララペス/ほか
open18:30 start19:00
ad\2000 day\2500
Ticket Now on Sale!!

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