2001 May NO.107

とびだせ!Hi-Limits

昔からナイスなバンドを送り出してきた九州!その九州からまた素敵なバンドが飛び出そうとしている!―――なんて煽ってみたけど、でも本当は「何をいまさら・・・」と言うくらい以前から、抜きんでた独特のポップセンスと幅の広い音楽性で要チェックのバンドだったんだ彼ら。実はもう何回かELLにも来ていたのです(私はその目撃者だったりする)。そんな彼らの現在の動向を探るべく、九州限定マキシシングル「裸足のシンドバット」を引っさげての約一年ぶりのライブ直後に話を聞いてみた。

―どうですか?新しい"ell.FITSALL"は。

VO/鶴坊さん(以下T):あースゴイやりやすくて・・・。前も好きだったんですけど、いいところですね。都会ですけど、そんな都会都会してないっていうか。都会って・・・あんましお客さんも居なくて、割と自分たちが見にきたバンドしか見なくて。まあ行ったって言ってもすこしだから、こんなこと言っていいのかわかんないけど・・・。(笑)でもELLはいつもいい感じ。今日もよかった。

―ハイリミッツってCDとライブの印象がぜんぜん違いますよね。CDはCDで作りこんであって楽しめて・・・でもライブを見ると相変わらず素敵で「これぞハイリミッツ!」っていう世界観とかパワーにガツンとやられてしまうっていう。

:だからマキシの曲とかを聴いてもらって「こんな感じ」って思われちゃうのは違うって感じで。今はとにかくマキシに関してはとっかかりっであってライブで6曲7曲という形を見せたいっていう。

―今日も一曲一曲感じが違って、バランスのいいライブでしたよね。ほのぼのとしたポップな曲も、アツーイ感じのかっこいいロックな曲も有りで。それこそ今回の「裸足のシンドバット」とかって、すごくキャッチーなんだけど、音楽好きがニヤリってしちゃうようなハイリミッツの王道な感じかな・・・なんて思ってるんですけど。次回作の予定は・・・。また九州限定?

:次はもうメジャー盤で5月と8月にマキシを出して、10月にアルバムっていう。

―いつの間にそんなことに!(笑)今度の新譜も「王道」な感じ?

:激しくて、さわやかな感じ。まぁ似た感じのもありつつ・・・もっと悪いです。

―もっと悪い・・・(笑)悪いって、ワルなかんじなんですか?

:ワルにあこがれて・・・。(笑)憧れてるけど、やっぱりイイヤツ。

―よくわかるようなわからんような。(笑)じゃ次はその新譜を持って6月にツアーでまたell.FITSALLですね。

:名古屋はスゴイ印象のいいとこなんで、またぜひ来たいし。まぁ来るのも決まってるんで、(笑)

いい曲も増やしますんで、ライブもどんどんやって行きますんで来てください!
この秋のアルバムリリースに向かって、これまでにない勢いで走り出したハイリミッツ!今まで彼らを知らなかった人も、今ならまだ間に合う!次のライブは一見の価値どころか必見!

information
次回ライブは・・・オムニバスライブGET'S!スペシャルゲスト!!
6/24(sun) Hi-Limits @ell.FITSALL
open16:00 start16:30
ad\1500 day\1500
Ticket 5/1sale!!

 


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