2001 FEBRUARY NO.104


R&R HOO CHIE COO

 ロックンロール・フーチークー、ずばりロックンロールの曲名、ロックンロール用語です。こうロックンロール、ロックンロールって連呼すると、みんなはどう感じ?古くさい?小難しそう?それとも具体的にB.B&クラプトンがオープンエアーのキャディラックに乗ってるあの写真のイメージ?  こうやってライブハウスという場所で毎日いろんなバンドをみていると思うのは、ロックンロールバンドって良質なバンドがたくさんいるなってこと。音楽のジャンルとして…っていうよりは彼らのポリシーや立ち居振る舞いがロックンロールなんだな。抽象的すぎるって?

 ロックンロールと一口にいっても色んなタイプがあるでしょ?例えば今回登場するTHE PRIVATESのタイトなリズムがあったり、THE EASY WALKERSの妖艶なサウンドだったり。でも、いろんなタイプのバンドがあって、その中で共通してかっこいいバンドって、「これでやっていく」っていう強い覚悟があるんだよね、だからステージ上でもとにかくかっこいい。その辺をもっとみんなに知ってほしいなって思ってこのイベントをやります。

 前置きが長くなってしまったけど2月24日、THE PRIVATES、THE EASY WALKERSを迎え、そしてONE EYED TROUSER SNAKE、BOOGIE HOUSEと4者4様のロックンロールをそろえて、ロックンロール・フーチークー、やります。ロックンロールバンド同士が対決してお互いが、そしてお客さん同士が触発しあえれればいいな。曲がシンプルなんでその場の盛りあがりでいきなりセッションなんてなればもう最高なんでは?メンバー入り乱れてのセッションなんか出来れば…なんて。そして、やっぱロックンロールといえば酔っ払いかな。ビールやバーボンでも飲んでいい心持ちで盛り上がってもらえればいいかな、ステージも客席も。とにかく4つ全てのバンドを観ていって、ロックンロールという「生き様」を感じてほしいな。「そんなもんもう知ってる」という人も「そんなもんあるわけねー」と思ってしまっている人もみんなロックンロールの神様を信じなさい。


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