―まずはソロデビュー20周年おめでとうございます!その記念として、ベストアルバムの発売が発表されました。今回、全て新録なんですね。
「良い機会なので、全部録り直すことにしました。ソロデビューした1996年の時点では、全く歌ったことなかったんですよ(笑) でも段々上手くなって、それなりに技術も上がっているので、今の声で歌ってみたいな、と思いまして。今回のアルバムはファン投票上位15曲を選曲してます。その中に「falling over you」という3rdシングルの曲があるんですが、当時コーラスをして頂いた岡本真夜さんにも、今回録り直して頂いてます。彼女がコーラスで僕がメインを歌うってすごいことですよね(笑)」

―ファン投票の結果で、予想外だったことってありましたか?
「思ったよりバラードが好きな人って多いんだなーって。ただあんまりバラードばっかりだと、バラードアルバムになっちゃうと思ったんですけど(笑)」

―約17年振りの新曲も収録されるそうですね。当時の作品と今の作品で、何か変化を感じた部分はありますか?
「まず曲を作る段階では、PENICILLIN用だとか、Crack6用だとか、基本的には意識しないんですよ。デモを完成させる時に意識し始めますね。今回の新曲「Can you Rock?!」は、アレンジも含めて何となく千聖っぽいな、って。ちなみに、20周年の告知フライヤーで使用してる写真で服、スケボー、グローブはソロの時に使ってたやつなんですよ。」

―すごい!よく残ってましたね!
「特にこのスケボーは、1997年に出した「VENUS」のジャケットで使われたやつなんですけど、たまたま徳間ジャパンに残ってたみたいなんですよ。それを持ってきて頂いたので、せっかくだから撮ろうよってことになり。今回のリリースが徳間ジャパンじゃなかったら、20年振りに再会することはなかったでしょうね(笑)」

―千聖さんは、PENICILLIN、Crack6、ソロの3名義での活動をされていますが、これらの住み分けって何か意識されていることはありますか?
「ソロでの活動はほとんど止まっていたので、PENICILLINとCrack6の話になりますが、これはもう自分の中で全然スタンスが違うので。PENICILLINではギタリストという立場でバンドに集中してます。リーダー的な役割もやらせてもらってますけど、やっぱりバンドなんで、HAKUEIくんやO-JIROくんに任していることもあるので気は楽ですね。Crack6の方は、自分が全部責任を負わなければならないですが、やっぱりそれぞれの良さがありますよね。ギターに集中できるPENICILLINもすごく楽しいし、総合的にプロデュースしてトータル的に考えることも楽しいし。ソロだってあの時だから出来たんだと思います。今からだったらビビッて出来ない(笑) PENICILLINと同じ年にソロデビューだったんですけど、そっちのプレッシャーの方が大きかったですよ(笑)」

―20年という期間に長さは感じますか?
「今はELLも沢山使わせてもらってますけど、20年前だとまだELLに出入りする前だったと思うんですよね。場所によってはライブハウスより長くやっちゃってますからね(笑) 長いと思えば長いし、短いと思えば短いし、それよりも過程の問題だとは思うんですけど、振り返ってみれば意外と経ってるなって。毎年、毎日何かしないと・・いつも羽ばたいていると上昇気流に乗れて、サボれば落ちますからね。そんなことやってる内に、20年経っちゃった感じですね。でも運が良かったと思います。悪かったらここまで続けられないですし。この世界にいられること自体がかなり奇跡だと思いますよ。」

―それではライブのお話を聞かせてください。今回のライブは東名阪2daysになりますが、それぞれどのような感じの構成になるのでしょうか?
「1日目が千聖ソロ、2日目がCrack6というパターンでやっていくんですけど、ソロの方はベストアルバムを引っ提げてやる+新曲もあるので分かりやすいですよね。じゃあCrack6の方はどうすんの?というのがあると思うんですが、曲が多いのでこっちでもファン投票をやろうじゃないか、と。リクエストライブですね。なので、どちらもファンの方とより近く楽しめるんじゃないかと思います。」

―ソロライブは17、8年振りになると思いますが、緊張ってありますか?
「緊張はないですね。物凄く楽しみです。他と比べキャッチーな曲が多いんで、結構ゆったり歌えるんじゃないかな。Crack6の方が全然ハードなんですよ。体力的にも。歌モノだからちゃんと歌やらなきゃダメなんですよ。Crack6がやってないワケじゃないですけど(笑) 当時とは声が違って元気ハツラツじゃないんで。瑞々しさが渋さに変わってるかもしれない(笑) 当時にはなかった、表情のついた歌が聴けると思います。」

―そういった年月が生んだ違いも楽しみの1つですね!それでは最後になりますが、読者の方へ一言お願いします。
「普段のライブでソロの曲を聴けることってほとんどないから、なかなか聴けなくなっちゃう曲も多いと思うので、このチャンスを逃してほしくないな、と。2日目もリクエストライブということで、普段では聴けないレア曲のリクエストがあるかもしれません。是非、予定を空けておいてください。よろしくお願いします。」


インフォメーション

6月24日 (土)
@ell.FITSALL
Crack6 Presents 千聖〜CHISATO〜 20th ANNIVERSARY
BEST ALBUM リリースTOUR & Crack6 ワンマンTOUR 2017
「千聖 vs Crack6 TOUR 2017 Can you Rock?!」
千聖
open17:30 start18:00
前売り\6,000

6月25日 (日)
@ell.SIZE
Crack6
open17:30 start18:00
前売り\5,400

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